イベントブラウザー /Event Browser

Analytics のイベントブラウザー機能を使用して、ゲームから送信されるイベントをデバッグします。過去 48 時間にゲームから送信された最新のイベントが最大 100 件表示されます。

正常に処理された有効なイベントから無効なイベントに切り替えて、処理されていないイベントを表示できます。原因として、正しくないデータ型、正しくない形式、無効な列挙値の送信など、ゲームでのイベントの設定が間違っている可能性もあります。

イベントの処理時間はさまざまであることに注意してください。従来の Analytics イベントは、送信後 2 時間以内で UGS で使用可能になります。

ノート: イベントがイベントブラウザーに表示されるまでに最大で 10 分かかることがあります。

userID および unityPlayerID でフィルター処理することもできます。

  • userID: すべてのイベントには userID が必要です。これはプレイヤーを識別する一意の文字列で、後続のプレイセッションで一貫して使用されます。
  • unityPlayerID: 任意のパラメーターです。認証済み playerID は、Unity Authentication Service によって提供されます。これは、他の Unity Services (Cloud Save など) を使用する場合に、Analytics データをプレイヤーアカウントにリンクするために役立ちます。Unity Authentication Service を使用していない場合、このフィールドは空にしておく必要があります。

このリストは現在表示専用であり、エクスポートすることはできません。生データを一括エクスポートする必要がある場合はサポートにお問い合わせください。

有効なイベント。

イベントブラウザーには以下の情報が表示されます。

  • Loaded timestamp (UTC) (ロードされたタイムスタンプ (UTC)): イベントを受信したとき。
  • UserID (ユーザー ID): SDK によって送信されたユーザー ID。
  • Event name (イベント名): ユーザーによって送信されたイベント名。
  • Main Event ID (メインイベント ID): イベントを受信したときに生成された ID。一括イベントアップロードに役立ちます。ユーザーは、1 つの一括イベント呼び出しに含まれるすべてのイベントを表示できます。
  • Invalid Event Reason (無効なイベントの理由): 失敗したイベントの理由。

フラット化した json 形式でイベントペイロードを表示するには、各行の末尾にある <> をクリックします。

イベントの詳細。

無効なイベントの詳しい内容はダイアログに表示されます。Notices (注意) に、エラーと警告が表示されます。例えば、UUID などのパラメーターの形式がない場合は、無効として注意されます。

無効なイベントとエラーの理由。

イベント名によってフィルター処理することもできます。

イベント名によるフィルター。

ノート: ネストされたイベント (例えばトランザクションなど) は、イベントを複数の個別のイベントに分割すると、フラット化されます (ネストが取り除かれます)。これらのイベントは同じ mainEventId フィールドを保持しますが、"親" イベントは eventLevel=0、"子" イベントは eventLevel=1 です。親イベントのみがユーザー指標に反映されます。これは、イベントブラウザーでは、テーブル内の複数の行が同一イベント ID であることによりわかります。