データエクスプローラー /Data Explorer

データエクスプローラーでは、指標またはイベントに基づいてデータをフィルター処理して使用したり、データをプラットフォーム、国またはバージョンごとにグループ化したりできます。事前定義済みの指標またはイベントに基づいたゲームデータのクエリ、ディメンションフィルターの適用、グループ化 (一連のデータを該当ディメンション内の各グループに分割する) を行うことができます。棒グラフ、折れ線グラフ、面グラフ、円グラフ、積み重ね棒グラフを切り替えることができます。

Unity Analytics には、以下の機能と従来の Unity Analytics に対する改善点があります。

  • データは少なくとも 2 時間おきに更新されます (SDK のインストール後)。
  • フィルター値が調整された多ディメンションフィルター。
  • ディメンションによるグループ化。
  • 単純なユーザーインターフェース。
  • 改善されたデータ可視化。
  • 指標定義の透明性。

現在使用可能な指標は以下のとおりです。

指標 /Metric説明
DAU /DAU1 日あたりの一意のプレイヤーの数。
DAU (new vs. returning) (DAU (新規 vs リピーター))その日の DAU に対する新規プレイヤーのパーセンテージ。
WAU過去 7 日間の一意プレイヤーの数。
MAU過去 30 日間の一意プレイヤーの数。
DAU per MAU (MAU あたりの DAU)MAU に対する特定の日にプレイした人数のパーセンテージ (DAU/MAU)。
New users (新規ユーザー)1 日ごとのその日の新規ユーザー。
Session length (セッションの長さ)ユーザーがアプリケーションを起動して終了するまでに経過した時間。
Number of sessions (セッション数)その日にプレイされたセッション数。
Sessions per user (1 ユーザーあたりのセッション数)各ユーザーの平均セッション数。
Total daily play time (1 日の合計プレイ時間)その日のすべてのプレイヤーの合計プレイ時間。
Daily play time per DAU (DAU あたりの 1 日のプレイ時間)その日プレイしたユーザーの平均プレイ時間。
Day 1 retention (1 日めのリテンション)1 日めの後でゲームに戻ったユーザーのパーセンテージ。
Day 7 retention (7 日めのリテンション)1 週間の後でゲームに戻ったユーザーのパーセンテージ。
Day 30 retention (30 日めのリテンション)30 日めの後でゲームに戻ったユーザーのパーセンテージ。
ARPPU課金ユーザーあたりの平均収益 (この指標には、トランザクションとアドインプレッションイベント (使用可能な場合) 両方の収益が含まれます)。
ARPDAU1 日のアクティブユーザーあたりの平均収益 (この指標には、トランザクションとアドインプレッションイベント (使用可能な場合) 両方の収益が含まれます)。
Transactions (トランザクション)すべてのトランザクション数。
Paying users (課金ユーザー)その日に課金した DAU の数。
Revenue per transaction (トランザクションあたりの収益)トランザクション金額をトランザクション数で割った値。
Total revenue (収益合計額)すべてのトランザクション金額の合計。

過去 30 日にプレイされたセッションの数。

イベントは、イベントパラメーターを使用してさらにグループに分けることができます。イベントパラメーターは、イベントと一緒に送信される追加の情報です。

フルーツマシンのようなゲームの例では、spinSummary がイベントで、numberWinningLine がイベントパラメーターです。

そのユーザーによるイベント数に基づく集約フィルターを使用します。Aggregate by Average (平均によって集約) は、ユーザー全体での平均イベント数を意味します。Aggregate by Max (最大値によって集約) は、任意のユーザーが送信した最大イベント数などを意味します。

データを 1 つのテーブルビューに要約することができます。合計または平均を選択すると、セレクターが追加され、データエクスプローラーのサマリーテーブルに新しい行が追加されます。