カスタムユーザー ID サポート

Analytics SDK を介して Analytics イベントのカスタムユーザー ID 機能を使用します。

コア UnityServices パッケージを使用して、アプリケーションライフサイクルのどの時点でも Analytics ユーザー ID を設定できるオプションがあります。以下のコードを使用します。

using Unity.Services.Core;

void Start()
{
	UnityServices.ExternalUserId = "some-user-id";
}

カスタムユーザー ID の設定は完全に任意です。設定しない場合、既存の動作と同様に SDK によってユーザー ID が生成されます。従来の Analytics がオンになっているときにカスタムユーザー ID が設定されると、数が重複してカウントされます。従来の Analytics をオフにしてから、カスタムユーザー ID を使用してください。

カスタムユーザー ID を設定した後で記録されるすべてのイベントでは、指定された値が使用されます。その前に記録されたイベントは更新されません。元の値が保持されます。ユーザー ID の変更は、新規ユーザーが指標 (月間アクティブユーザー数など) に反映されるため、請求に影響する場合があることに注意してください。

SDK では外部ユーザー ID 値が保存されないことに注意してください。所定のユーザーについて一貫したカスタム ID を維持する場合は、手動で保存し (例えば、PlayerPrefs を使用)、アプリケーションが起動するたびに設定する必要があります。

  • Unity によって Analytics のユーザー ID を生成する場合、アクションは必要がありません。
  • カスタム ID を使用して外部データ (例えば他の分析ソースなど) と照合したい場合は、UnityServices を初期化するときに ExternalUserId を設定する必要があります。

ExternalUserId を使用して、異なるシステム間でプレイヤーベースの一貫した識別子を管理し、内部データが Analytics プラットフォームによって提供されるデータと確実に結合されるようにします。

GetAnalyticsUserID()

AnalyticsService.Instance.GetAnalyticsUserID()

これを使用して、イベントで現在使用されている ID (設定されたカスタム ID または生成されたインストール ID) を取得できます。