インストールのライフサイクル
ノート: このページのコンテンツは、Unity Cloud Dashboard で使用可能な Multiplay Hosting に関連しています。Clanforge を使用している場合は、Clanforge のドキュメント を参照してください。
インストールのライフサイクルとは、ビルドのリリースをロールアウトする際にサーバーが遷移する一連の状態または状況です。ビルドを更新し、新規リリースをロールアウトすると、そのビルドを使用しているサーバーはインストールのライフサイクルを進みます。インストールのライフサイクルには、割り当て済み、割り当て解除済み、インストール中、オフライン、オンライン、準備完了の 6 つの状態があり、その多くは サーバーのライフサイクル と重なっています。
- サーバーは、オンラインかつ割り当て済みのときは割り当て済み状態です。
- サーバーは、オンラインかつ未割り当てのときは割り当て解除済み状態です。この状態は、Unity Cloud Dashboard に表示されません。
- サーバーは、リリースを適用しているときはインストール中状態です。
- サーバーは、シャットダウンが完了したときはオフライン状態です。
- サーバーは、オンラインだがまだ 割り当てを受け入れる準備が完了 していないときはオンライン状態です。
- サーバーは、オンラインかつ 割り当てを受け入れる準備が完了 したとマークされているときは準備完了状態です。
インストールのライフサイクルは、ロールアウトが 強制ロールアウト か プログレッシブなロールアウト かに応じてわずかに異なります。
プログレッシブなロールアウトのライフサイクル
プログレッシブなロールアウトは、サーバーが空の場合にのみサーバーを更新するビルド更新のデプロイ方法です。サーバーに接続しているプレイヤーがいる場合、Multiplay Hosting は使用可能になるとすぐにサーバーで更新を実行します。
更新をプログレッシブなロールアウトとしてリリースした場合、Multiplay Hosting は各サーバーが割り当て解除されるまで待ってからインストールをトリガーします。その結果、プログレッシブなロールアウト中のサーバーの状態フローは、割り当て済み → 割り当て解除済み → インストール中 → オフライン → オンラインになります。
ノート: 割り当て解除済み状態は、Unity Cloud Dashboard には表示されません。
強制ロールアウトのライフサイクル
強制ロールアウトは、接続しているプレイヤーがいる場合でもサーバーに更新を強制するビルド更新のデプロイ方法です。強制ロールアウトの開始時にプレイヤーが接続している場合、Multiplay Hosting はサーバーを停止し、それらのプレイヤーの接続を切断します。
更新を強制ロールアウトとしてリリースした場合、Multiplay Hosting はサーバーの割り当て状況に関係なくインストールをトリガーします。その結果、強制ロールアウト中のサーバーの状態フローは、割り当て済み → インストール中 → オフライン → オンラインになります。