構成変数の変更を監視

ノート: このページのコンテンツは、Unity Cloud Dashboard で使用可能な Multiplay Hosting に関連しています。Clanforge を使用している場合は、Clanforge のドキュメント を参照してください。

各ゲームサーバービルドでは、server.json ファイル構成変数 の変更を監視する必要があります。例えば、サーバーインスタンスを割り当てる 場合、IP アドレス、ポート番号、およびゲームモードには、前の割り当てとは異なる値が含まれている場合があります。

割り当て ID の変更の監視

各ゲームサーバーインスタンスでは、server.json ファイルで allocatedID 構成変数の値を監視して、その割り当て ID を検出する必要があります。allocatedID 変数値は、サーバーインスタンスを割り当てまたは割り当て解除するたびに変化します。ゲームサーバービルドも server.json ファイルを監視して、その割り当て状況とその割り当て ID を検出します。

ノート: サーバー開始とサーバー停止のアクションは、サーバーインスタンスの割り当て状況または割り当て ID に影響しません。

コンテナビルド

コンテナビルド を使用している場合、server.json ファイルはすでにコンテナにマウントされています。コンテナのホーム環境変数を確認して、server.json ファイルの場所を探すことができます。

  • Linux コンテナの場合は、$HOME 環境変数内にあります。
  • Windows コンテナの場合は、$HOMEPATH 環境変数内にあります。

推奨ガイド

server.json ファイルへの変更の監視に推奨される方法は、ゲームがビルドされるゲームエンジンによって異なります。

ゲームエンジン推奨ガイド
Unity EngineUnity 向け Game Server SDK
Unreal EngineUnreal 向け Game Server SDK
カスタムエンジンinotify

Unity Engine

ゲームが Unity を使用してビルドされている場合、構成変数の変更を監視するのに推奨される方法は、Game Server SDK を使用することです。

Unreal Engine

ゲームが Unreal Engine を使用してビルドされている場合、構成変数の変更を監視するのに推奨される方法は、Game Server SDK を使用することです。

カスタムエンジン

カスタムゲームエンジンを使用している場合、推奨される方法は、inotify を使用して CLOSE_WRITE イベントを検出することです。CLOSE_WRITE イベントがどのようになるかの例については、以下の inotify ログサンプルを参照してください。

MODIFY server.json
OPEN server.json
OPEN server.json
CLOSE_NOWRITE,CLOSE server.json
MODIFY server.json
CLOSE_WRITE,CLOSE server.json
OPEN server.json
ACCESS server.json
CLOSE_NOWRITE,CLOSE server.json