クライアントタイムアウト

クライアントタイムアウト (別名アイドルタイムアウト) は、アクティビティ未検知により Relay によって Relay サーバー から クライアント が切断されたときに発生します。Relay がクライアントを切断するまでのデフォルトの生存時間 (TTL、time to live) は、10 秒 です。ホスト単独の場合の切断までの TTL は、60 秒 (BIND メッセージの後かつ CONNECT メッセージとともにピアがそれらに接続される前) です。

(TTL 値によって制御される) タイムアウトとは、Relay サーバーへのアイドル接続の生存期間を制限するメカニズムのことです。Relay では TTL を使用して、ネットワークアクティビティの未検知によりクライアントがタイムアウトする時間を決定します。ターン制の戦略ゲームなど、ゲームの種類によってはメッセージ速度が遅いことがあるため、タイムアウト回避のために 接続を維持する ように Relay サーバーに PING メッセージを送信するよう、ゲームクライアントを設定する必要がある場合があります。PING メッセージ は、プレイヤー接続のアイドルタイムアウトをリセットします。

クライアントタイムアウトによって割り当ての有効期限が切れると、割り当てサービス がその割り当てを Relay サーバーから削除し、クライアントにタイムアウトのエラーメッセージを送信します。

ノート: 割り当てがタイムアウトした場合、Relay サーバーから allocation ID not found エラーが応答として発生します。PING メッセージがないことで割り当て ID の有効期限が切れるのはよくあることです。意図しないタイムアウトを回避する方法については、持続的接続 を参照してください。