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ビルド出力圧縮レベルの選択

Explore build output compression levels to balance speed and file size.
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Unity Build Automation (UBA) は、Unity ビルドの完了後、かつ UBA がビルドをストレージバケットにアップロードする前に、一部のビルド出力を圧縮します。UBA はデフォルトで 圧縮レベル 1 を使用します。 通常、Unity が生成するビルドはすでに圧縮されています。圧縮レベル 1 は、圧縮時間と最終的な圧縮ファイルサイズという観点から、最も効率的な圧縮レベルです。 ただし、プロジェクト、プラットフォーム、Unity ビルド出力圧縮技術 (
None
LZ4
、または
LZ5 HC
) などの要因によっては、最終ビルド出力圧縮レベルを変更する必要があります。一般に、圧縮レベルを低くすると、ビルド出力の圧縮時間は短縮されますが、最終的な圧縮ファイルの容量は大きくなります。
圧縮レベルを編集して、プロジェクトに最適なレベルをテストできます。例えば、圧縮時間と最終的な圧縮ファイルサイズを評価して、プロジェクトやパフォーマンスのしきい値に最適なビルド出力圧縮レベルを把握することができます。

圧縮ビルド出力ファイル

以下のビルド出力ファイルは圧縮され、ビルド出力圧縮レベル設定の影響を受けます。
  • デスクトップ、WebGL、コンソールのビルド
  • シンボルファイル
  • XCode アーカイブとプロジェクト

ビルド出力圧縮レベルの構成

ビルド出力の圧縮レベルは、特定のプロジェクト用とビルドターゲット設定用の 2 つのレベルで構成できます。

プロジェクトのビルド出力圧縮レベルの構成

  1. Unity Dashboard で、DevOps > Build Automation > Settings (設定) を選択します。
  2. Project configurations (プロジェクト設定) タブをクリックします。
  3. ビルド出力 カードで、使用するビルド出力圧縮レベル を選択します。
  4. Save (保存) をクリックします。

ビルドターゲット設定のビルド出力圧縮レベルの構成

  1. Unity Dashboard で、DevOps > Build Automation > Configurations (設定) を選択します。
  2. 編集するビルド設定の編集アイコンを選択し、Advanced Settings (詳細設定) に移動します。
  3. ビルド出力 カードでビルド出力圧縮レベルを選択します。
  4. デフォルトのオプションは プロジェクトのビルド出力圧縮レベルを使用 です。これは、プロジェクト設定の圧縮レベルを継承しますが、現在のビルドターゲットの設定をオーバーライドできます。
  5. Save changes (変更を保存) をクリックします。