音響エコーキャンセレーション
特定のデバイス (特にモバイルデバイスや、入出力デバイスが統合されたデバイスなど) を使用しているときに、入力デバイスが出力デバイスからのオーディオを拾う可能性があります。このような状況の発生を防ぐために、Vivox には音響エコーキャンセレーション (AEC) が含まれています。
多くの場合、デバイスは独自のハードウェア音響エコーキャンセレーションを備えていますが、さらに Vivox のソフトウェア音響エコーキャンセレーションを VivoxService.Instance.EnableAcousticEchoCancellationAsync()
メソッドを使用して有効にしたり、VivoxService.Instance.DisableAcousticEchoCancellationAsync()
を使用して無効にしたりできます。これにより、デバイスにすでに AEC がある場合はプラットフォームの AEC の上に第 2 レベルの AEC が提供され、デバイスに独自の AEC がない場合はこれが唯一の AEC のレイヤーとなります。多くの場合、プラットフォームの AEC は特定のシナリオでのみアクティベートされますが、Vivox AEC により、ほとんどの状況で少なくとも 1 つの形式の AEC が確実にアクティベートされるようになります。