リアルマネーでの購入をゲームに加える
以下の手順では、リアルマネーでの購入のためのパラメーターをゲームの Economy システムに追加する方法を説明します。
Unity Dashboard で Economy にアクセスし、Configuration (設定) を選択します。
Configuration (設定) 画面で Add resource (リソースの追加) を選択します。
Choose a type (種類を選択) を Real money purchase (リアルマネーでの購入) に設定します。
API 呼び出しで使用するために、トランザクションの resource name (リソース名) と ID を指定します。例えば、リアルマネーで盾を購入する場合、アイテム名を Buy Shield (盾の購入) とします。ID はアイテム名に基づいて自動生成されますが、好みやゲームに合うように変更できます。
Next (次へ) を選択します。
次の画面の以下のセクションを設定します。
- What does this purchase buy? (この購入の内容) セクションで、Resource (リソース) フィールドに、このトランザクションの結果としてプレイヤーが取得する通貨またはインベントリアイテムを設定します。プレイヤーが受け取るアイテムの amount (数量) も設定します。
- Which devices is this available on? (使用可能なデバイス) セクションで、Which devices is this available on? (使用可能なデバイス) フィールドを、リファレンスストアでの購入の ID に設定します。使用可能なストアのどれかでアイテムの購入を禁止するには、対応するボックスを空にしておきます。ストアによっては追加設定が必要な場合があります。Google Play ストアと IAP の設定 を参照してください。
任意で、カスタム JSON データを追加してこのリアルマネーでの購入に割り当てることができます。Custom Data (カスタムデータ) ボックスに入力してください。カスタムデータ を参照してください。
Add (追加) を選択します。
これで新しいリアルマネーでの購入が Economy の Configuration (設定) ページに表示されました。
IAP プラグインを使用したアプリ内課金の統合
以下のプロセスでは、Unity のアプリ内課金プラグインを使用してリアルマネーでの購入が作成されます。
- Apple App Store と Google Play ストアの両方に製品を設定します。
- 同じ製品をリソースとして Economy 設定に定義します。
- リアルマネーでの購入を Economy 内で定義し、使用可能なアプリ内課金と関連するゲーム内報酬を記述します。
- 実行時に Economy から使用可能なリアルマネーでの購入を取得し、それらをプレイヤーに対して表示します。
- Unity IAP を使用して IAP を実行します。
- Economy で、購入のゲーム内報酬を確認し、アイテム授受を行い、確実に適用します。
Google Play ストアと IAP の設定
Google Store 設定では、プロジェクトレベルで追加のキーを設定する必要があります。開発者に対して、Real Money Purchase (リアルマネーでの購入) 設定ダイアログに情報バナーが表示されます。必須フィールドを入力するように通知され、そのセクションを含むページへのリンクが示されます。
IAP で使用できるように Google Play ストアを設定するには、以下を行います。
- アイテムの製品 ID に加え、Google Play ライセンスキーを取得します。
- Settings (設定) > Project settings (プロジェクト設定) に移動します。
- IAP の設定で、Edit (編集) (鉛筆マーク) をクリックし、Google キーを追加します。
- 設定の変更を Save (保存) します。
Unity Dashboard での IAP 設定 |
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