リアルマネーでの購入をゲームに加える

以下の手順では、リアルマネーでの購入のためのパラメーターをゲームの Economy システムに追加する方法を説明します。

  1. Unity Dashboard で Economy にアクセスし、Configuration (設定) を選択します。

  2. Configuration (設定) 画面で Add resource (リソースの追加) を選択します。

  3. Choose a type (種類を選択) を Real money purchase (リアルマネーでの購入) に設定します。

  4. API 呼び出しで使用するために、トランザクションの resource name (リソース名) と ID を指定します。例えば、リアルマネーで盾を購入する場合、アイテム名を Buy Shield (盾の購入) とします。ID はアイテム名に基づいて自動生成されますが、好みやゲームに合うように変更できます。

  5. Next (次へ) を選択します。

  6. 次の画面の以下のセクションを設定します。

    • What does this purchase buy? (この購入の内容) セクションで、Resource (リソース) フィールドに、このトランザクションの結果としてプレイヤーが取得する通貨またはインベントリアイテムを設定します。プレイヤーが受け取るアイテムの amount (数量) も設定します。
    • Which devices is this available on? (使用可能なデバイス) セクションで、Which devices is this available on? (使用可能なデバイス) フィールドを、リファレンスストアでの購入の ID に設定します。使用可能なストアのどれかでアイテムの購入を禁止するには、対応するボックスを空にしておきます。ストアによっては追加設定が必要な場合があります。Google Play ストアと IAP の設定 を参照してください。
  7. 任意で、カスタム JSON データを追加してこのリアルマネーでの購入に割り当てることができます。Custom Data (カスタムデータ) ボックスに入力してください。カスタムデータ を参照してください。

  8. Add (追加) を選択します。

これで新しいリアルマネーでの購入が Economy の Configuration (設定) ページに表示されました。

IAP プラグインを使用したアプリ内課金の統合

以下のプロセスでは、Unity のアプリ内課金プラグインを使用してリアルマネーでの購入が作成されます。

  1. Apple App Store と Google Play ストアの両方に製品を設定します。
  2. 同じ製品をリソースとして Economy 設定に定義します。
  3. リアルマネーでの購入を Economy 内で定義し、使用可能なアプリ内課金と関連するゲーム内報酬を記述します。
  4. 実行時に Economy から使用可能なリアルマネーでの購入を取得し、それらをプレイヤーに対して表示します。
  5. Unity IAP を使用して IAP を実行します。
  6. Economy で、購入のゲーム内報酬を確認し、アイテム授受を行い、確実に適用します。

Google Play ストアと IAP の設定

Google Store 設定では、プロジェクトレベルで追加のキーを設定する必要があります。開発者に対して、Real Money Purchase (リアルマネーでの購入) 設定ダイアログに情報バナーが表示されます。必須フィールドを入力するように通知され、そのセクションを含むページへのリンクが示されます。

IAP で使用できるように Google Play ストアを設定するには、以下を行います。

  1. アイテムの製品 ID に加え、Google Play ライセンスキーを取得します。
  2. Settings (設定) > Project settings (プロジェクト設定) に移動します。
  3. IAP の設定で、Edit (編集) (鉛筆マーク) をクリックし、Google キーを追加します。
  4. 設定の変更を Save (保存) します。
Unity Dashboard での IAP 設定
Unity Dashboard での IAP 設定

その他のリソース