Safe Voice の概要

Safe Voice は機械学習ベースの音声分析サービスで、プレイヤーの音声コミュニケーションをレコーディングし、ユーザーにその記録の分析結果と記録データ自体を提供することで、顧客による審査を支援します。審査チームは記録データを参照し、これまで十分に対応できていなかったコミュニケーションの側面のコンテキストを補うことができます。

ユーザーはインシデントを特定したら、プレイヤーのハラスメントをレポートすることができます。Safe Voice はそれを受けてイベントをレコーディングし、記録データの分析結果を返します。

サポートチームはこの分析結果から得られた証拠記録を確認し、意思決定に利用することができます。この証拠は、チームがインシデントの優先順位を定め、プレイヤーのポリシー違反を見極める際に役立ちます。

概要

ゲーム開発者は Safe Voice API の基盤となるサービス間 API を使用して、進行中の Vivox 音声チャンネルの監視をリクエストし、ゲーム内で起きた特定のイベントに対する分析を実施することができます。

このリクエストは、ゲームのバックエンドサービスが行います。監視対象の音声チャンネルを問題なくレコーディングし、分析を完了すると、Safe Voice は顧客が指定したストレージにオーディオデータと分析結果を格納します。審査チームは、後でその記録データと分析結果を参照して、コミュニティ内で発生したインシデントの調査に活用することができます。

概要図