サーバー密度の設定
マシンごとに実行できるサーバー数を サーバー密度 と呼び、フリートレベルで設定します。このサーバー密度は、使用可能なゲームサーバーの数をターゲットバッファに一致させるのに役立ちます。クラウド と ベアメタル のサーバー密度の設定には別々のワークフローがあります。
クラウドサーバー密度の設定
ベアメタルマシンでサーバー密度を設定するには、以下を行います。
- Unity Cloud Dashboard で Multiplay Hosting を開きます。
- Fleets (フリート) を選択します。
- 設定するフリートを選択します。
- Cloud server density (クラウドサーバー密度) タブを選択します。
- サーバー密度を設定する Machine specification (マシン仕様) を選択します。
- Servers per machine (マシンあたりのサーバー数) を、現在選択している仕様の各クラウドマシンで実行したいサーバー数に設定します。その他のフィールドが更新されて、指定した値で各サーバーがアクセスできるマシンの CPU および RAM の量が表示されます。
- Save (保存) を選択します。
ベアメタルサーバー密度の設定
ベアメタルマシンでサーバー密度を設定するには、以下を行います。
- Unity Cloud Dashboard で Multiplay Hosting を開きます。
- Fleets (フリート) を選択します。
- 設定するフリートを選択します。
- Bare Metal Server density (ベアメタルサーバー密度) タブを選択します。
ノート: ベアメタル密度の設定はフリート内のすべてのベアメタルマシンに適用されるため、ベアメタルマシンの密度の設定は クラウド の場合と少し異なります。これは、ベアメタルサーバー密度の Servers per machine (マシンあたりのサーバー数) の値を入力できないことを意味します (クラウドでは可能)。マシン上のサーバーの量は、そのマシンのハードウェア仕様によって異なるからです。
Bare Metal Server Density (ベアメタルサーバー密度) タブには、現在のサーバー密度設定と、選択したフリート内の各ベアメタルマシン仕様を表示するインベントリテーブルが表示されます。インベントリテーブルには、各仕様の以下の情報が表示されます。
- 各マシン仕様のハードウェア情報。
- 上記のサーバー密度設定で決定された、そのマシン仕様で実行するサーバーの量。
- その仕様でマシンあたりのサーバー数を決定するための制限要因となる、サーバー密度設定内の設定。
- 選択したフリートに現在存在しているその仕様のマシン数。
現在のサーバー密度設定を編集するには、以下を行います。
- Edit (編集) を選択します。
- MHz allowance per server (サーバーあたりの MHz 許容範囲) と RAM allowance per server (サーバーあたりの RAM 許容範囲) を入力して、各サーバーが使用を許可される RAM および CPU の最大量を設定します。これらの値に基づいて、Machine inventory (マシンインベントリ) テーブルがリアルタイムで更新されます。
- 任意で、Set max servers per machine (マシンあたりの最大サーバー数の設定) および Set max servers per core (コアあたりの最大サーバー数の設定) 設定を有効にして、マシンに追加できるサーバー数の制限要因をさらに追加します。
- Save (保存) を選択します。