環境

Unity Remote Config では、環境を使用して Game Overrides と Settings をグループ化し、environmentId に基づいて特定の環境をクライアント (Unity Runtime インスタンス) に提供します。リクエストに environmentId が指定されていない場合は、production という名前のデフォルト環境がそのインスタンスに返されます。

Remote Config 環境を管理するには、ウェブダッシュボード を使用します。新しいプロジェクトでの初期化時に使用できるのは、デフォルト環境のみです。

制限

  • プロジェクトには最大で 25 個の環境を追加できます。
  • 環境名は一意にする必要があります。
  • development という環境名は予約済みであり、Remote Config SDK Version @1.1.x 以前のユーザーは作成できません。
  • production という環境名は予約済みであり、デフォルト環境です。リクエストに environmentID が指定されていない場合は、production 環境が提供されます。

環境の使用

ウェブダッシュボード では、環境を作成、編集、削除できます。この機能は、REST API でも使用できます。

各環境には、以下のメインパラメーターがあります。

パラメーター説明
Environment Name (環境名)判読可能な環境の ID。例えば、ゲームの特定のビルドに一致させるなら com_Unity_MyGame-1_1_1、他のチームメンバーが使用する設定と関係なく作業できるようにするなら yourNameGoesHere といった名前を環境に付けることができます。
Environment Id (環境 ID)環境に対して生成される UUID (汎用一意識別子)。クライアントからルールと設定をリクエストするときにこの ID を使用します。
これは統合に必須のパラメーターです。
is Default (デフォルト)2021 年 7 月 30 日の時点では、これはユーザーが制御できるフラグではありません。EnvironmentID が指定されていないビルドには、production という名前の環境がデフォルト環境として提供されます。