ライセンスサーバーのサービスの設定

このタスクは、Unity Licensing Server を設定 するための包括的なプロセスの一部です。

ライセンスサーバーをテスト したら、サービスを設定して、起動時にサーバーが自動的に起動するようにできます。プロセスを手動で一時停止、停止、再起動することもできます。

任意ではありますが、サービスを設定することをお勧めします。

サービスを設定した後で、必ずライセンスサーバー設定のバックアップを作成してください。バックアップと復元 を参照してください。

サービスの作成

Use サーバーの設定ライセンスアーカイブファイルのインポート に使用したサービスアカウントを使用します。

ライセンスサーバーの停止と起動のためにサービスを作成するには、OS に応じた手順に従います。

Linux でのサービスの作成

create-service コマンドは以下を行います。

  • unity.licensing.server.service と呼ばれる systemd サービス単位を作成します。
  • 現在のルート以外のユーザーアカウントで実行するようにサービスを設定します。
  • 起動時に自動的に起動するようにサービスを設定します。
  • サービスを起動します。

If the 選択したポートがすでに別のアプリケーションによって使用され、サーバーが起動できない場合は、再び setup コマンドを最初から実行して、違うポートを選択してください。

create-service コマンドには管理者権限が必要です。ターミナルに sudo を入力し、昇格された特権でこのコマンドを実行してください。

  1. サービスを作成するには、以下のコマンドを実行します。

    sudo ./Unity.Licensing.Server create-service

    以下のような出力が表示されます。

    - - - -
    Welcome to Unity Licensing Server create service command line interface.
    This command line interface will help you create Unity.Licensing.Server service.
    - - - -
    
    Creating service for user 'adminuser' ...
    Enabling service to start automatically after (re)boot ... Done
    Starting service ... Done
    unity.licensing.server.service has been successfully created and running.
  2. サービスのステータスを調べるには、以下のコマンドを実行します。

    sudo systemctl status unity.licensing.server.service

    ターミナルの出力で Active: active running を確認します。

Windows でのサービスの作成

create-service コマンドには管理者権限が必要です。開始する前に、昇格された特権で PowerShell ウィンドウを開始します。管理者アカウントと空ではないパスワードを使用する必要があります。

  1. サービスとしてログオンする権利をユーザーに与えます。ログオンする権利を割り当てるには、以下を行います。

    • Windows Search で Local Security Policy を検索し、ポリシーエディターを開きます。

    • 左側のメニューで、Security Settings (セキュリティの設定) > Local Policies (ローカルポリシー) > User Rights Assignment (ユーザー権利の割り当て) に移動し、Log on as service (サービスとしてログオン) を選択します。

    • Add User or Group (ユーザーまたはグループの追加) をクリックします。

    • テキストボックスにユーザー名を入力し、Check Names (名前の確認) > OK をクリックします。

    • OK をクリックします。

  2. サービスを作成するには、昇格された特権で PowerShell ウィンドウを開始し、以下のコマンドを実行します。

    .\Unity.Licensing.Server.exe create-service
  3. サービスの作成に使用した管理者アカウントのパスワードを入力します。create-service コマンドは以下のような出力を返します。

    - - - -
    Welcome to Unity Licensing Server create service command line interface.
    This command line interface will help you create Unity.Licensing.Server service.
    - - - -
    
    Enter password for user 'HQ\adminuser':  ***********
    Windows service installation successful!
    Service Name = Unity.Licensing.Server
    Description = The Unity Licensing Server is a secure web server to host and
    manage Unity licenses on your local network
  4. サービスのステータスを調べるには、以下のコマンドを実行します。

    sc.exe query Unity.Licensing.Server

    PowerShell ウィンドウの出力で STATE の情報を確認します。

    SERVICE_NAME: Unity.Licensing.Server
            TYPE               : 10  WIN32_OWN_PROCESS
            STATE              : 4  RUNNING
                                    (STOPPABLE, NOT_PAUSABLE, ACCEPTS_SHUTDOWN)
            WIN32_EXIT_CODE    : 0  (0x0)
            SERVICE_EXIT_CODE  : 0  (0x0)
            CHECKPOINT         : 0x0
            WAIT_HINT          : 0x0

STATE 値に 4 RUNNING 以外が表示される場合は、Windows サービスを開き、管理するために Unity.Licensing.Server サービスを探します。

サービスの再起動

標準の OS コマンドを使用して、ライセンスサーバーサービスを停止または再起動できます。

If the 選択したポートがすでに別のアプリケーションによって使用され、サーバーが起動できない場合は、再び setup コマンドを最初から実行して、違うポートを選択してください。この操作によって、ライセンスサーバーの可用性が中断されます。この操作は、一般的にトラフィックが少ないとき、または組織のメンテナンス期間に行うようにしてください。

OS に応じた手順に従います。

Linux でのサービスの再起動

  1. 以下のコマンドを実行して、ライセンスサーバーサービスを起動または再起動します。

    sudo systemctl restart unity.licensing.server.service
  2. 以下のコマンドを実行して、サービスが実行していることを確認します。

    sudo systemctl status unity.licensing.server.service | grep Active

    サービスが実行されている場合、コマンドの出力は以下のようになります。

    Active: active (running) since Fri 2020-02-14 16:44:59 EST; 2s ago

Windows でのサービスの再起動

  1. 以下のコマンドを実行して、ライセンスサーバーサービスを起動または再起動します。

    sc.exe query Unity.Licensing.Server | findstr /i State
  2. 出力に STATE: 4 RUNNING と表示されている場合は、以下のコマンドを実行してサービスを停止します。

    sc.exe stop Unity.Licensing.Server
  3. 出力に STATE: 1 STOPPED と表示されている場合は、以下のコマンドを実行してサービスを再起動します。

    sc.exe start Unity.Licensing.Server
  4. 再びサービスの状態を調べるには、以下のコマンドを実行します。

    sc.exe query Unity.Licensing.Server | findstr /i State

出力に STATE: 4 RUNNING と表示されている場合、サービスが正常に再起動されています。

サービスの削除

ライセンスサーバーサービスを削除する必要がある場合は、OS に応じた手順に従います。

Linux でのサービスの削除

ライセンスサーバーサービスを削除するには、以下を行います。

  1. 以下のコマンドを実行してサービスを停止します。

    sudo systemctl stop unity.licensing.server.service
  2. 以下のコマンドを実行して、サービスを無効にし、次回の起動時に実行しないようにします。

    sudo systemctl disable unity.licensing.server.service
  3. 以下のコマンドを実行して、サービスが無効になったことを確認します。

    sudo systemctl status unity.licensing.server.service | grep Loaded

    サービスが無効になった場合、コマンドの出力は以下のようになります。

    Loaded: loaded (/etc/systemd/system/unity.licensing.server.service; **disabled**; vendor preset: enabled)
  4. 以下のコマンドを実行して、サービス単位を削除します。

    sudo rm -rf /etc/systemd/system/unity.licensing.server.service
  5. 以下のコマンドを実行して、変更を反映させます。

    sudo systemctl daemon-reload

Windows でのサービスの削除

ライセンスサーバーサービスを削除するには、以下を行います。

  1. 以下のコマンドを実行してサービスを停止します。

    sc.exe stop Unity.Licensing.Server
  2. 以下のコマンドを実行して、サーバーのステータスを調べます。

    sc.exe query Unity.Licensing.Server | findstr /i State
  3. 出力に STATE: 1 STOPPED と表示されている場合は、以下のコマンドを実行してサービスを削除します。

    sc.exe delete Unity.Licensing.Server

    サービスを削除すると、以下のメッセージが表示されます。

    [SC] DeleteService SUCCESS

次のステップ

バックアップと復元 に進み、ライセンスサーバーの設定を続けます。