メディエーションレポート

Mediation Reporting (メディエーションレポート) は、ウォーターフォール メディエーション戦略から得られる収益とそれらの収益に影響を及ぼす要因について、プロジェクトレベルでの情報と知見を提供します。

ノート: 組織レベルのレポートについては、Unity Mediation レポート を参照してください。

Mediation Revenue Report (メディエーション収益レポート) を使用して収益化のパフォーマンスを追跡および分析すると、ウォーターフォールの設定を把握し、それに従って戦略を管理するのに役立ちます。レポートの観察結果を意思決定に活かします。それにより、収益を最大化できます。

このレポートにアクセスするには、Monetization ダッシュボード に移動し、Current Project (現在のプロジェクト) > Mediation Reporting (メディエーションレポート) を選択します。

ノート: 2022 年 4 月 4 日に Mediation Reporting ダッシュボードが更新され、Meta Audience Network のデータと AdMob のデータが、太平洋夏時間 (PDT) タイムゾーンではなく協定世界時 (UTC) タイムゾーンに従ってレポートされるようになりました。この変更により、すべてのメディエーションレポートが UTC タイムゾーンを使用するように統一されます。この更新後に実行される Meta Audience Network と AdMob のレポートでは、以前に生成されたレポートから 8 時間のずれ (UTC と PDT の時差) がある期間が参照されます。メディエーションレポートを開くには、

Monetization ダッシュボード

に移動してプロジェクトを選択し、Mediation Reporting を選択します。

フィルター

メディエーションレポートでは、過去 7 日間における iOS および Android プラットフォームでのアプリケーションのウォーターフォールのパフォーマンスについて、デフォルトのレポートが提供されます。

また、レポートに適用するデータフィルターを 1 つ以上選択することで、特定の情報やトレンドにフォーカスすることもできます。

さまざまなフィルターを組み合わせて、表示したいデータを定義し、絞り込むことができます。

  • Date (日付) - あらかじめ定義された日付範囲 (例: 最近 3 日間、最近 7 日間、最近 14 日間、最近 31 日間) を選択するか、カスタムの日付範囲を選択します。デフォルトは Last 7 days (最近 7 日間) です。
  • Platform (プラットフォーム) - Android、iOS、または両方のプラットフォームを選択します。
  • Ad formats (広告フォーマット) - アプリケーションに適用される広告フォーマットを 1 つ、複数、またはすべて選択します。
  • Countries (国) - アプリケーションに適用される国を 1 つ、複数、またはすべて選択します。
  • Waterfalls (ウォーターフォール) - アプリケーションに適用されるウォーターフォールを 1 つ、複数、またはすべて選択します。
  • Ad Sources (広告ソース) - アプリケーションに適用される広告ソースを 1 つ、複数、またはすべて選択します。

ノート: 広告ソースでフィルタリングする場合、リクエストとフィルレートはそれぞれ、広告ソースが広告リクエストを送信した回数、または広告リクエストを満たした回数を指します。

レポートの分析

レポートページの グラフテーブル の両方を分析することで、ウォーターフォールを調整して ラインアイテム のパフォーマンスを改善するために必要なアクションを検討することができます。

グラフ

グラフでは、現在の週 (青のトレンドラインで示されます) と前の週 (グレーのトレンドラインで示されます) のウォーターフォールの比較が示され、以下のパフォーマンス指標が可視化されます。

  • Revenue (収益) - 現在までに集計された収益。
  • Impressions (インプレッション) - 広告がアプリケーションに表示された回数。
  • eCPM - インプレッション 1,000 回あたりの平均収益。
  • Fill rate (フィルレート) - ウォーターフォールによって広告リクエストが満たされる頻度。

特定の指標の詳細とトレンドラインを見るには、タブを選択します。トレンドラインの上にカーソルを合わせると、特定の時点の指標が表示されます。各タブには、選択した期間に対する平均の増減も示されます。

デフォルトでは、選択した期間と前の週の同じ期間のパフォーマンスがグラフに表示され、週ごとの分析が視覚的に示されます。

テーブル

テーブルには、ウォーターフォールの詳細が、日付、プラットフォーム、国、ウォーターフォール、A/B テスト、広告ソース、広告ユニット、ラインアイテムごとに示されます。これらをさらにソートして、以下のデータを表示することもできます。

  • Ads Revenue (広告の収益) - 現在までに集計された収益。
  • Requests (リクエスト) - プロジェクトで発生した、広告ネットワークに対する広告リクエストの総数。
  • Impressions (インプレッション) - 広告がアプリケーションに表示された回数。
  • eCPM - インプレッション 1,000 回あたりの平均収益。
  • Fill Rate - ウォーターフォールによって広告リクエストが満たされる頻度。

ノート: ラインアイテムと A/B テストの結果を表示するには、単一のウォーターフォールを選択する必要があります。

Mediation Reporting ページの上部にある Export Report (レポートをエクスポート) を選択すると、このデータを CSV ファイルにエクスポートできます。

これらのカテゴリに表示される情報は、選択したフィルターによって変わります。例えば、フィルターとして Platform: AndroidAd Source: AdColony を選択すると、テーブルには Android デバイスで AdColony によって配信されている広告のデータのみが表示されます。

フィルターが選択されていない場合は、すべてのウォーターフォールのターゲットになっているすべての国と、すべてのウォーターフォールで使用されているすべての広告ソースについて、iOS アプリケーションと Android アプリケーションの両方を対象に、収益、リクエスト、インプレッション、eCPM、およびフィルレートの過去 7 日間の情報が表示されます (入札型と従来型の広告ソースとの違いを含む)。青いアイコンが付いている広告ソースは、それが入札型のソースであることを示しています。