Unity Mediation レポート

Unity Mediation Report (Unity Mediation レポート) は、メディエーション戦略から得られる収益とそれに影響を及ぼす要因について、組織レベルでのビューを提供するものです。このレポートには、組織内のすべての Unity メディエーションプロジェクトが含まれます。

ノート: プロジェクトレベルのレポートについては、メディエーションレポート を参照してください。

このレポートを使用してパフォーマンスを追跡および分析し、レポートの観察結果を意思決定に活用します。それにより、収益を最大化できます。

レポートにアクセスするには、Monetization ダッシュボード で、Reporting (レポート) > Unity Mediation Report (Unity Mediation レポート) を選択します。

フィルター

Unity Mediation レポートでは、過去 7 日間における iOS および Android プラットフォームでのアプリケーションのメディエーションパフォーマンスについて、デフォルトのレポートが提供されます。

また、レポートに適用するデータフィルターを 1 つ以上選択することで、特定の情報やトレンドにフォーカスすることもできます。

Unity Mediation レポートのデフォルトのフィルターオプション

さまざまなフィルターを組み合わせて、表示したいデータを定義し、絞り込むことができます。

  • Date (日付) - あらかじめ定義された日付範囲 (例: 最近 3 日間、最近 7 日間、最近 14 日間、最近 31 日間) を選択するか、カスタムの日付範囲を選択します。デフォルトは Last 7 days (最近 7 日間) です。
  • Projects (プロジェクト) - 組織内の Unity メディエーションプロジェクトを選択して、レポートの結果を表示します。
  • Platform (プラットフォーム) - Android、iOS、または両方のプラットフォームを選択します。
  • Ad Formats (広告フォーマット) - Banner (バナー)、Interstatial (インタースティシャル)、または Rewarded (リワード型) のいずれかの広告タイプを選択します。
  • Countries (国) - アプリケーションに適用される国を 1 つ、複数、またはすべて選択します。
  • Waterfalls (ウォーターフォール) - アプリケーションに適用されるウォーターフォールを 1 つ、複数、またはすべて選択します。
  • Ad Sources (広告ソース) - アプリケーションに適用される広告ソースを 1 つ、複数、またはすべて選択します。

ノート: 広告ソースでフィルタリングする場合、リクエストとフィルレートはそれぞれ、広告ソースが広告リクエストを送信した回数、または広告リクエストを満たした回数を指します。

レポートの分析

レポートの グラフテーブル の両方を分析することで、組織のメディエーションパフォーマンスを調整および改善するために必要なアクションを検討できます。

グラフ

グラフには、組織内のすべての Unity メディエーションプロジェクトの累計収益が表示されます。デフォルトでは、現在の週 (青のトレンドライン) と前の週 (グレーのトレンドライン) が表示され、以下の指標が可視化されます。

  • Revenue (収益) - 現在までに集計された収益。
  • Impressions (インプレッション) - 広告がアプリケーションに表示された回数。
  • eCPM - インプレッション 1,000 回あたりの平均収益。
  • Fill rate (フィルレート) - ウォーターフォールによって広告リクエストが満たされる頻度。

特定の指標の詳細とトレンドラインを見るには、タブを選択します。トレンドラインの上にカーソルを合わせると、特定の時点の指標が表示されます。各タブには、選択した期間に対する平均の増減も示されます。

デフォルトでは、選択した期間と前の週の同じ期間のパフォーマンスがグラフに表示され、週ごとの分析が視覚的に示されます。

テーブル

テーブルには、ウォーターフォールの分析が、日付、プロジェクト、プラットフォーム、国、ウォーターフォール、A/B テスト、広告ソース、および広告ユニットごとに示されます。これらをさらにソートして、以下のデータを表示することもできます。

  • Revenue (収益) - 現在までに集計された収益。
  • Requests (リクエスト) - プロジェクトで発生した、広告ネットワークに対する広告リクエストの総数。
  • Impressions (インプレッション) - 広告がアプリケーションに表示された回数。
  • eCPM - インプレッション 1,000 回あたりの平均収益。
  • Fill Rate - ウォーターフォールによって広告リクエストが満たされる頻度。

ノート: ラインアイテムと A/B テストの結果を表示するには、単一のウォーターフォールを選択する必要があります。

Unity Mediation Report ページの上部にある Export Report (レポートをエクスポート) を選択すると、これらのデータを CSV ファイルにエクスポートできます。

これらのカテゴリに表示される情報は、選択したフィルターによって変わります。例えば、フィルターとして Platform: AndroidAd Source: AdColony を選択すると、テーブルには Android デバイスで AdColony によって配信されている広告のデータのみが表示されます。

フィルターが選択されていない場合は、すべてのウォーターフォールのターゲットになっているすべての国と、すべてのウォーターフォールで使用されているすべての広告ソースについて、iOS アプリと Android アプリの両方を対象に、収益、リクエスト、インプレッション、eCPM、およびフィルレートの過去 7 日間の情報が表示されます (入札型と従来型の広告ソースとの違いを含む)。青いアイコンが付いている広告ソースは、それが入札型のソースであることを示しています。

レポートの保存と編集

レポートのフィルターやグループ分けを保存したり、レポートの削除や名前変更を行ったり、ユーザーごとのデフォルトレポートを設定したり、URL を使ってレポートを共有したりすることができます。

レポートを保存するには:

  1. Unity Mediation Report ページで、レポートに適用するフィルターを 1 つ以上選択します。
  2. Apply (適用) を選択します。
  3. more menu (その他のメニュー) を選択します。
  4. Save report (レポートを保存) を選択します。

ノート: 以下の画像に示すように、新しいレポートを保存 (または作成) し、それをデフォルトとして設定することもできます。

レポートを削除したり名前を変更するには:

  1. Export Report (レポートをエクスポート) の隣にあるレポートメニューを選択し、削除または名前を変更したいレポートを選択します。
  2. more menu (その他のメニュー) を選択します。
  3. Delete this report (このレポートを削除) または Rename report (レポートの名前を変更) を選択します。