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オフライン作業のためのライセンスのチェックアウト

Learn how to configure the server and client computers to work offline in a Unity Licensing Server environment.
読み終わるまでの所要時間 1 分最終更新 1ヶ月前

Unity では、Licensing Server は主にオンラインシステムとして設計されています。つまり、組織のメンバーがネットワークに接続している限り、システムはライセンスのプールを管理することができます。 ただし、ネットワークやライセンスサーバーから切断された状態で Unity を使用する必要があるかもしれません。 Unity の使用中にネットワークから切断する必要がある場合、デフォルトでは、フローティングライセンスを Unity Hub 内で最大99日間一時的にチェックアウトすることができます。チェックアウト期間の終了後、標準のオンライン手続きによりフローティングライセンスを再取得できます。

必要な要件

ライセンスチェックアウト機能には以下の要件があります。
  • Unity Hub (3.8 以降)
  • Unity Licensing Server (2.0 以降)
  • サポートされている Unity エディター (2020.3 以降)
  • allowBorrow
    キーの設定によるサーバーの設定。詳細については、サーバー設定 を参照してください。
  • hubEnableWorkOffline
    キーの設定によるクライアントの設定。詳細については、クライアント設定 を参照してください。

サーバー設定

ライセンスのチェックアウトや、チェックアウト期間の延長を行う前に、サーバー管理者はフローティングライセンスサーバー設定ファイルを手動で編集する必要があります。 ライセンスチェックアウト機能を有効にするには、以下の 1 回限りの設定手順に従います。
  1. サーバー上の
    licensing-server-config.json
    ファイルの場所を確認します。このファイルの場所については、サーバーのパス を参照してください。
  2. 設定ファイルをテキストエディターで開きます。
  3. "allowBorrow"
    キーに
    true
    の値を割り当てます。キーが存在しない場合は加えます。例
    "allowBorrow": true
    設定キーの詳細と完全な例については、サーバーの詳細設定 を参照してください。
  4. ファイルを保存して閉じます。
ファイルを保存した後、サーバーを再起動する必要はありません。

クライアント設定

ライセンスをチェックアウトしてオフライン作業を行いたい各ユーザーは、自身のコンピューターで
services-config.json
設定ファイルを更新する必要があります。
  1. エクスプローラー (Windows) や Finder (macOS) などのファイルマネージャーアプリケーションを開きます。
  2. 以下のフォルダーに移動します。
    • Windows:
      %PROGRAMDATA%\Unity\config\
    • macOS:
      /Library/Application Support/Unity/config/
    • Linux:
      /usr/share/unity3d/config/
  3. 設定ファイルをテキストエディターで開きます。
  4. 以下の値を加えます。
    "hubEnableWorkOffline": true


    クライアント設定の詳細と完全な例については、クライアント設定 を参照してください。
  5. ファイルを保存して閉じます。

オフライン作業

サーバーとクライアントコンピューターの設定が完了したら、Unity Hub を使用してライセンスをチェックアウトできます。
  1. Unity Hub を開きます。
  2. Projects (プロジェクト) タブを選択します。
  3. Work offline を選択し、プロンプトに従います。
詳細については、Unity Hub のドキュメント を参照してください。

その他のリソース