アプリ内課金 ROAS キャンペーンの目標は、アプリ内課金を行う可能性が高いユーザーを獲得することです。投資対効果は、ユーザーのアプリ内課金から生み出される収益です。これを式で表すと以下のようになります。
ROAS = ユーザーがアプリ内で購入を行うことで生み出される収益 ÷ そのユーザーの獲得にかかる費用
アプリ内課金キャンペーンの設定では、ROAS 目標を設定して、ユーザー獲得用の入札額のうち収益として回収を希望するパーセンテージを指定します。選択した ROAS 目標から、具体的な最適化期間が決まります。例えば、D7 ROAS 目標を 10% に設定した場合、アプリの使用開始から 7 日以内にユーザー獲得用の投資コストの 10% を生み出す可能性が高いユーザーがキャンペーンのターゲットに設定されます。
7 日目の ROAS 目標
アプリ内課金キャンペーンは、7 日間 (7 日、D7) の最適化期間に基づきます。7 日間 (D7) アプリ内課金キャンペーンを実行すると、Unity のモデルは設定された広告費回収率目標に基づき、アプリのダウンロード後 7 日以内にアプリ内購入を行う可能性が高いユーザーの獲得に最適化されます。
D7 ROAS キャンペーンを設定するには、キャンペーンの各ターゲット国について D7 ROAS goal (D7 ROAS 目標) を設定します。この数字には、ユーザーのアプリ利用開始から 7 日間で回収したい現実的な支出の割合を指定します。
Audience Pinpointer キャンペーンでは、Unity モデルが、より質の高いユーザーを獲得できるように入札額を調整します。これは、ユーザーから得られると予想される収益に基づいて入札額を調整することによって行われます。キャンペーンに日予算の制約を設定した場合は、回収率を高めるために ROAS 目標が動的に増加されます (可能な場合)。
次のステップ: 広告収益 ROAS キャンペーンの ベストプラクティス を確認します。