ソース入札の概要

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ソース入札を使用すると、キャンペーンでの配信面をきめ細かくターゲティングして、入札価格を設定できます。これにより、国ごとの個別の配信面に対する入札額を増減させることができます。

ソース入札は、個々の配信面アプリ ID (source app IDs) に対して国別の入札価格を設定を、管理画面にて簡単にできます。ソース入札機能は、ターゲットの場所とユーザーの質に基づいて、各配信面アプリを個別に評価します。ターゲットになっている特定の場所におけるすべての配信面に単一の入札価格を設定する代わりに、配信面ごとに入札価格を設定できることで、広告にかかる費用の効率を大幅に高めることができます。

  • きめ細やかな最適化: ターゲットの場所または広域なアプリターゲティングリスト内のすべてのソースに同じ価格を適用する代わりに、ターゲットの場所のそれぞれのソースに個別の入札価格を使用することで、より高度な最適化を実行できます。
  • 柔軟性とターゲティングのコントロール: 配信面アプリごとのスペンド (および変更の柔軟性) をより高度にコントロールできます。
  • セルフサービス: 特別なサポートを必要とせずに、Unity Ads の User Acquisition (ユーザー獲得) ダッシュボードからキャンペーンの設定と最適化を行うことができます。

しくみ

各配信面アプリには配信面アプリ ID (source app ID) が 1 つ関連付けられています。ソース入札では、User Acquisition (ユーザー獲得) ダッシュボード でスプレッドシートに変更を加えてアップロードすることで、ターゲティングする配信面アプリ ID に対する国別の入札価格を設定できます。

配信面アプリ ID を特定するには、Unity の Report Builder を使用して、キャンペーンのリーチに含まれる各配信面の国別レベルを分析します。パフォーマンスが最も良い配信面を特定し、それらの ID を使用してソース入札のターゲティングを行います。

ソース入札の戦略

どのソースを分離してターゲティングするかを決定するには、まずインストール獲得最大化キャンペーンから開始します。それらの初期キャンペーンのデータを使用して、トラフィックを生成しているさまざまなソースを分析し、自社の広告費回収率 (ROAS) 目標と顧客生涯価値 (LTV) 目標に基づいて、より詳細な入札を決定します。

ソース入札は、標準の入札価格設定に対する追加のターゲティング戦略としても使用できます。Source Bids (ソース入札) セクションと Countries & Bids (国と入札) セクションで同じ配信面アプリ ID がターゲティングされている場合は、ソース入札が優先されます。Countries & Bids で、ターゲティングされていない国に対して、Source Bids でターゲティングすることもできます。