税務情報
2024 年 1 月 22 日より、Tipalti が Unity Ads の支払いサービスプロバイダーとなりました。2024 年以降も引き続き支払いを受け取るには、Unity Dashboard で Tipalti での支払い先プロフィールと税務フォームを入力する必要があります。
支払い先プロフィールの入力
支払い先プロフィールを作成または更新するには、以下のステップを実行します。
Unity Dashboard にサインインします。
Monetization ダッシュボードに移動し、Finance (財務) を選択します。
Payout Profile (支払い先プロフィール) タブを選択します。
ノート: 支払い先プロフィールが設定されていないか、何らかの理由で支払い可能になっていない場合は、このタブが自動的に選択されます。
Address (住所) ページで、個人情報または会社情報を入力します。タイプ、名前、国などの一部の情報は、プロジェクトの設定時に入力した情報に基づいて事前入力されています。続行するには、Next (次へ) を選択します。
- 米国のパブリッシャー: 個人名または会社名が、IRS に申告する名前と正確に一致していることを確認してください。そうでないと、EIN/SSN の検証が失敗する可能性があります。
- すべてのパブリッシャー: この税務フォームに会社の正式名称を使用していることを確認してください。
ノート: 事前入力された情報に誤りがある場合は、こちらのフォームに入力 することでプロフィールの変更をリクエストできます。
Payment Method (支払い方法) ページで、支払いの詳細を入力し、Next (次へ) を選択します。
Tax Forms (税務フォーム) ページで、該当する税務フォームを選択し、Complete Form (フォームの入力) を選択します。
- 個々の税務フォームの詳細については、税務フォームの詳細 セクションを参照してください。
- どのフォームを使用すればよいかわからない場合は、Tax form questionnaire (税務フォームに関する質問) を選択するか、税理士にお問い合わせください。
ノート: Tax form questionnaire (税務フォームに関する質問) を選択すると、最適な税務フォームを選択するのに役立つ質問が表示されます。この質問は便宜上の目的でのみ提供されており、税務上のアドバイスを意味するものではありません。
税務フォームの詳細
以下のセクションでは、Select Your Tax Form (税務フォームを選択) ページにリスト表示される税務フォームについてさらに詳しく説明します。
米国非居住者向けフォーム W-8BEN
米国市民または米国居住者は、海外に永住している場合でも、フォーム W-9 に入力する必要があります。
Certificate of No U.S. Activities (米国外での事業活動に関する証明書)
Certificate of No U.S. Activities ページの情報を確認します。情報が正しい場合は、確認のチェックボックスをオンにして署名します。
- 署名の名前は、証明書本文内の名前と一致している必要があります。この名前が正しくない場合は、Unity サポート にお問い合わせください。
- 米国内でサービスを提供しているためにこのページの情報が正しくない場合は、Not Applicable (該当なし) を選択します。
米国内でサービスを提供した場合は、フォーム 8233 の入力とアップロードを行う必要があります。詳細については、IRS のドキュメント Instructions for Form 8233 を参照してください。
重要: 米国内でサービスを提供した場合、支払いに最大 30% の源泉徴収税が課せられる可能性があります。
Identification of Beneficial Owner (受益者の確認)
フォームのプロンプトに従って情報を入力します。詳細については、IRS のドキュメント Instructions for Form W-8BEN を参照してください。
お住まいの国が個人に納税者番号を割り当てていない場合は、Check if FTIN not legally required チェックボックスをオンにします。
Claim of Treaty Benefits (条約による優遇措置の申請)
フォームのプロンプトに従ってデータを入力します。
ノート: お住まいの国が条約国のリストに含まれていない場合は、その国が米国と租税条約を結んでいないことを意味するため、このセクションはスキップしてかまいません。
Certification (証明書)
Certification (証明書) ページの情報を確認し、情報が正しければすべてのチェックボックスをオンにします。情報に誤りがある場合は、間違ったフォームを選択しているか、いくつかの質問に間違って回答している可能性があります。
フォームへの署名方法を説明しているオプションを選択します。誰かの代理として署名する場合は、委任状または有効な説明 (例えば、未成年者の親として署名するなど) を提示する必要があります。
署名フィールドに名前と E メールアドレスを入力します。この情報は、前に Address (住所) ページで入力した名前および E メールアドレスと一致している必要があります。
このページのすべての情報が正しいことを確認したら、Submit Form (フォームを送信) を選択します。
追加のドキュメントまたは説明
米国非居住者であると申告しているのに住所または銀行口座が米国内にある場合や、他の人の代理で署名する場合など、状況によっては追加のドキュメントや説明を求めるプロンプトが表示されることがあります。これには、Payoneer や Wise などのサービスを使用して支払いを受け取る場合も含まれます。これらのサービスは米国の銀行口座を使用して運営されるためです。
ノート: 追加のドキュメントは手作業で審査されます。アカウントがアクティベートされるまでに最大で 7 営業日かかります。
非米国事業体向けフォーム W-8BEN-E
Certificate of No U.S. Activities (米国外での事業活動に関する証明書)
Certificate of No U.S. Activities ページの情報を確認します。情報が正しい場合は、確認のチェックボックスをオンにして署名します。
- 署名の名前は、証明書本文内の名前と一致している必要があります。この名前が正しくない場合は、Unity サポート にお問い合わせください。
- 米国内でサービスを提供しているためにこのページの情報が正しくない場合は、Not Applicable, Continue to Tax Form (該当なし、税務フォームに進む) を選択します。
重要: 米国内でサービスを提供した場合、フォーム W-8BEN-E で適切な条約による免税を申請する資格がない限り、支払いに最大 30% の源泉徴収税が課せられる可能性があります。
Claim of Treaty Benefits (条約による優遇措置の申請)
フォームのプロンプトに従って情報を入力します。詳細については、IRS のドキュメント Instructions for Form W-8BEN-E を参照してください。
ノート: お住まいの国が条約国のリストに含まれていない場合は、その国が米国と租税条約を結んでいないことを意味するため、このセクションはスキップしてかまいません。
お住まいの国と米国との租税条約から、適切な特典制限条項を選択します。このセクションの入力についてサポートが必要な場合は、お住まいの国と米国との間の二重課税回避のための条約を参照するか、税理士にお問い合わせください。詳細については、米国の所得税条約 に関する IRS のドキュメントを参照してください。
ノート: フォームで条約による優遇措置を申請しない場合、条約のセクションはスキップしてかまいません。
また、条約で規定されており、お客様の状況に適用される場合は、その他の所得に対する特別税率を申請することもできます。
ノート: この特別税率セクションは、お客様の会社に適用される場合にのみ入力してください。
Certification (証明書)
Certification (証明書) ページの情報を確認し、情報が正しければ、すべてのチェックボックスをオンにします。情報に誤りがある場合は、間違ったフォームを選択しているか、いくつかの質問に間違って回答している可能性があります。
フォームに会社の代表者の名前と E メールアドレスを入力して署名します。この人物は、会社を代表して署名する権限を持っている必要があります。また、E メールアドレスは、前に Address (住所) ページで入力したものと一致している必要があります。
ノート: 事前入力された情報に誤りがある場合は、こちらのフォームに入力 することでプロフィールの変更をリクエストできます。
このページのすべての情報が正しいことを確認したら、Submit Form (フォームを送信) を選択します。
追加のドキュメントまたは説明
米国非居住者であると申告しているのに住所または銀行口座が米国内にある場合など、状況によっては追加のドキュメントや説明を求めるプロンプトが表示されることがあります。
リクエストされた、会社が米国非居住者であることの証拠 (例えば、組織のドキュメントのコピーや居住者証明書など) をアップロードします。
ノート: 追加のドキュメントは手作業で審査されます。アカウントがアクティベートされるまでに最大で 7 営業日かかります。
米国居住者 (個人および企業) 向けフォーム W-9
このフォームは、通常 W-9 に入力するのと同様に入力してください。詳細については、IRS のドキュメント Instructions for the Requester of Form W-9 を参照してください。
- 米国市民または米国居住者は、海外に永住している場合でも、フォーム W-9 に入力する必要があります。
- シングルメンバー LLC 用のフォームを提出する場合は、メインフィールドに LLC の株主 (納税者) の名前と EIN/SSN を入力し、Business Name/Disregarded Entity Name (商号/みなし事業体名) フィールドに LLC の名前を入力します。
ノート: EIN/SSN は自動検証のために送信されます。検証失敗の通知を受け取った場合は、会社/個人名が所得税申告書に記載されている名前と一致していること、および番号が正しく記載されていることを確認してください。提出された情報が正しいと思われるにもかかわらず失敗の通知を受け取った場合は、publisher_inquiry@unity3d.com に連絡し、IRS からの EIN を割り当てるレターのコピー、または EIN/SSN と会社名以外のすべての数値情報が記載された 1120/1040 フォームの最初のページを提出してください。
その他のフォーム
Tax Forms (税務フォーム) ページで Other (その他) を選択すると、ドロップダウンメニューを使用して以下の税務フォームのいずれかを選択できます。
- フォーム W-8ECI。これは、米国で活発な事業を行い、米国で納税申告を行い、米国内での事業に関連する所得に対して米国税を納付する米国以外の事業体に適用される可能性があります。
- フォーム W-8IMY。これは、米国以外の提携企業、米国以外の単純信託、または米国以外の譲与者信託 (居住国で課税対象外であり、租税条約による優遇措置を申請しない) に適用される可能性があります。
- フォーム W-8EXP。これは、米国以外の政府、国際組織、米国以外の中央発行銀行、米国以外の非課税組織、米国以外の民間財団、または米国属領の行政庁に適用される可能性があります。
- フォーム 8233。これは、米国領土内でサービスを提供している米国非居住者の個人に適用される可能性があります。
各フォームへのリンクと、フォームに入力するための手順がシステムによって提供されます。すべてのフォームは、PDF としてデジタルで入力するか、手作業で記入し、署名して添付する必要があります。フォーム W-8IMY を送信する際には、源泉徴収票と源泉徴収明細書も送信する必要があります。これらのフォームの記入についてヘルプが必要な場合は、フォームの手順を参照するか、税理士に相談してください。
ノート: “その他の税務フォーム” はすべて、手作業で審査されます。アカウントのアクティベートには最大で 7 営業日かかります。
税務フォームの変更
税務フォームまたは Certificate of No U.S. Activities (米国外での事業活動に関する証明書) の情報に変更があった場合は、プロフィールにサインインし、更新したフォームを送信します。税務フォームも含めたプロフィール情報を常に最新の状態に保つことは、お客様の責任です。
Monetization ダッシュボードで、Finance (財務) > Payout Profile (支払い先プロフィール) > Tax Forms (税務フォーム) を選択します。
ノート: 税務フォームの入力後に、税務フォーム 1099-NEC および 1042-S (該当する場合) の E メールによる電子形式での提出に同意いただくために、E メールをお送りする場合があります。同意をいただけない場合、これらのフォームは W-8/W-9 税務フォームに記載されている郵送先住所に送付されます。