動画広告に関するベストプラクティス

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以下のベストプラクティスは、動画リワード広告による過去の成功実績に基づき、Unity Ads ネットワークから取りまとめたものです。最大のエンゲージメントを引き出し、できる限り幅広いオーディエンスにリーチするため、これらのベストプラクティスを検討の上で、複数のコンテンツタイプを同時に実行することをお勧めします。そして、一度動画が公開されれば Unity Ads の機械学習アルゴリズムは、どの動画が各ユーザーにとって最もふさわしく、関心を引くものであるかを評価し、最良の結果につながるようにその動画に合わせて最適化するようになってくれます。

確実性を狙う

カットシーンやマーケティングアセットに重点を置くのではなく、実際のアプリによるエクスペリエンスのイメージをユーザーに伝えます (ただし、これらをバランスよく組み合わせると非常に効果的な場合もあります)。トレーラーを見た後、アプリでの体験が予想通りであれば、ユーザーリテンションに役立ちます。

目を引くインジケーターを使用する

手の動きやタッチ操作のインジケーターを加えれば、コンテンツがよりわかりやすくなります。さまざまなスタイルを試してみましょう (実際に手で操作しているライブアクション、手のアニメーション、注目の場所を示すインジケーターなど)。

Example hand indicator in mobile video ad

革新的なアイデアで注目を集める

色々なクリエイティブを駆使して試してみることで、動画広告をもっと目立たせてみましょう。例えば、広告内に本物の解説者や、架空のキャラクターを登場させることで、覚えやすく魅力的なストーリー展開を作成します。

Example commentator in mobile video ad

説明せず、見せる

一般に、説明するのではなく、その分多く見せる方が大変効果的です。ただし、要点をすばやく明確にし、アプリ独特の機能をハイライトするのに、テキスト要素の使用が非常に強力な手段となることがあります。

Example use of text in mobile ad: "Thousands of Levels"

さまざまな長さをテストする

動画が短くなるにつれて、エンゲージメントや動画広告の視聴完了率が高くなる傾向があります。ベストプラクティスとして、広告主には、広告の長さを 10 秒から 30 秒になるように努めることをお勧めしています。そして、動画の冒頭に最高のコンテンツを使用して、ユーザーの関心を保ちましょう。より複雑なゲームプレイを描画するには、動画を長くすることが必要になる場合もありますが、カジュアルなアプリであれば手短なクリエイティブで十分な場合もあります。長さによって指標が変わる可能性があるため、さまざまな長さをテストすることをお勧めします。例えば、あるクリエイティブでは動画広告の視聴完了率を押し上げるものの、一方で別のクリエイティブでは顧客生涯価値 (LTV) が促進される、という場合があるのです。キャンペーンの目標に応じたクリエイティブになるように、繰り返し吟味していかなければなりません。

縦向きと横向きのバージョンを作成する

キャンペーンごとに、縦向きと横向き両方の動画を用意するようにしてください。ただし、コンテンツを方向を変えて使用するのは難しい場合があります。どちらの方向でも、体験はほぼ同じになるよう最善を尽くしましょう。

Example portrait orientation of mobile ad

デバイスを見せる

横向きの動画に縦向きの映像を表示するデバイス画面など、イレギュラーなコンテンツを表示するさまざまなデバイス画像を試してみましょう。これにより、コンテンツを別の視点から捉え、ユーザーを惹きつけることができます。はめ込みデバイスではデザインオプションが増え、全画面の広告では気を逸らす要素が最小限になります。アプリを紹介するのに最も効果的な方法を見つけるため、はめ込みデバイスを試してみましょう。

広告の表示時

横向きの動画で縦向きの映像を表示したり、縦向きの動画で横向きの映像を表示したりする必要がある場合は、映像をデバイス画面に合わせてはめ込むことで、見た目が良くなる場合があります。また、そうすることで、画面枠内でのコンテンツの収まりを良くし、説得力を高めることができます。デバイスを使用するとデザインオプションは確実に増えますが、気を逸らす要素を取り除いてフルスクリーンでアクションを実行した方が効果的な場合もあります。アプリを紹介するのに最も効果的な方法を試してみてください。

プレイヤーの視線を導く

ユーザーに注目してほしい部分を正確に把握し、それに応じてアニメーション化します。

明快さとわくわく感の歩調を合わせる

わくわくさせるようなペースで進めるとしても、プレイヤーがコンテンツを理解するための時間も必ず作るようにします。わかりやすさは、ほとんどの場合において最も重要な要素です。メッセージ の 1 つ 1 つに目を向けて、視覚要素をサポートするテキスト要素を使用します。画面上で現在起こっていること以外には触れないようにしてください。

ビートに合わせて編集する

多くのユーザーは音を出さずにトレーラーを視聴することを選ぶものの、その際、音楽に合わせてしっかりと映像をカットすることでより印象的になります。できるかぎり対象のアプリの音楽を使用するようにしましょう。強調用の効果音を追加した場合も、そういったものはわずかに留めておいて、サウンドも可能な限りアプリのものを使用するようにしましょう。

サウンドトラックで合わせてみる

冒頭部、中間部、エンディングを持つサウンドトラックを使用して物語を作ってみましょう。徐々に音量が小さくなる思いついたままの曲より、まとまりのあるサウンドトラックの方が効果的です。サウンドトラックは、トレーラーの長さの設定にも使用します。

スターを見せる

例えば、アプリに目立ったキャラクターや有名な俳優が登場する場合は、それを見せましょう。

コンテンツをローカライズする

対象のユーザーそれぞれに、ユーザーが使用している言語でリーチするようにしましょう。まずは、中国語やロシア語から試してみることをお勧めします。

特別なイベントをプロモーションする

特別なイベント、新しいレベル、季節イベントなどを紹介する新しい動画の作成を検討してください。

印象的な宣伝文を使用する

リリースに関して印象的な宣伝文があれば、それを見せましょう。