Unity Mediation から Unity LevelPlay への移行ガイド
Unity Mediation から Unity LevelPlay への移行には、以下のリソースを使用できます。
- このガイドに記載されている移行プロセス。
- こちらの YouTube ビデオチュートリアル で説明されている手順。
以下を Unity Mediation から Unity LevelPlay に移行できます。
- Waterfall ( ウォーターフォール) を Unity Monetization ダッシュボード から LevelPlay ダッシュボード へ移行。
- コード を Unity Mediation Advertisement with Mediation パッケージから Unity LevelPlay Ads Mediation パッケージへ移行。
重要: Unity LevelPlay への設定の完全なメディエーション移行を行うために、両方のプロセスに従うことをお勧めします。
ウォーターフォールの移行
ウォーターフォールを LevelPlay ダッシュボードに移行します。
ノート: Unity Mediation と LevelPlay では、同じ機能が異なる名前で参照されます。直接の比較については、ironSource Knowledge Center の 移行用語集 を参照してください。
前提条件
ironSource アカウント が必要です。
ノート: ironSource アカウントの作成には承認プロセスが含まれます。最終確認ステップでは、金融機関の詳細を求められる場合がありますが、LevelPlay で ironSource を広告ネットワークとして使用する予定がない限り、それらの情報を提供する必要はありません。
詳細については、アカウントの承認待ち に関する ironSource のヘルプ記事を参照してください。
移行プロセス
注意: Unity Monetization ダッシュボードでメディエーションパートナーを切り替える前に、推奨されるベストプラクティスとして、LevelPlay ダッシュボード上のウォーターフォールを確認することが重要です。メディエーションパートナーを切り替えると、Unity Mediation 固有のページへのアクセスは失われますが、以前のバージョンのアプリケーションでは引き続き広告が表示されます。詳細については、メディエーションパートナーを切り替える前にウォーターフォールを確認する を参照してください。
ダッシュボードの移行ガイド にアクセスし、Unity メディエーションプロジェクトを Unity LevelPlay に移行するには、以下の手順を完了します。
Unity Monetization ダッシュボード から、プロジェクトレベルのページを選択し、Start migration (移行を開始) を選択します。
ノート: 移行ガイド へは、セカンダリナビゲーションメニューで Monetization ダッシュボード > Migration Guide (移行ガイド) を選択することでもアクセスできます。
移行ガイド に示されている手順を完了して、ウォーターフォールを移行します。
重要: 移行中にウォーターフォールに加えられた変更は、LevelPlay ダッシュボードには反映されません。
次のステップ: ウォーターフォールの移行が完了したら、LevelPlay でインスタンスと値を確認する を参照してください。
メディエーションパートナーを切り替える前にウォーターフォールを確認する
移行を完了した後も、メディエーションパートナーを切り替える まで は引き続きウォーターフォールにアクセスできます。メディエーションパートナーを切り替えると、Unity Mediation 固有のページへのアクセスは失われますが、以前のバージョンのアプリケーションでは引き続き広告が表示されます。
ウォーターフォールの現在の設定は、以下の手順でダウンロードして確認できます。
- Monetization ダッシュボードから、Waterfalls (ウォーターフォール) を選択します。
- ウォーターフォールを選択します。
- CSV Tools (CSV ツール) > Download Waterfall Configuration (ウォーターフォール設定をダウンロード) を選択します。
LevelPlay でインスタンスと値を確認する
ノート: Unity Mediation の ラインアイテム は、LevelPlay では インスタンス と呼ばれます。詳しい比較については、ironSource Knowledge Center の 移行用語集 を参照してください。
LevelPlay のネットワークインスタンス
LevelPlay では、一部の広告ネットワークに対してインスタンスの作成がサポートされていないため、ironSource アカウントの設定によっては、一部の Unity Mediation のラインアイテムが LevelPlay ダッシュボードに表示されない場合があります。以下のインスタンスは、移行後に LevelPlay に表示されない可能性があります。
- Unity Bidding
- AdColony eCPM
- AdMob eCPM
- ironSource eCPM
- Liftoff Monetize eCPM
ネットワークインスタンスの詳細については、ironSource Knowledge Center の ironSource インスタンス に関する記事を参照してください。
プレースホルダーの値を置き換える
Unity Mediation と Unity Levelplay では、ラインアイテムとインスタンスの作成に必要な値が同じではありません。Unity Mediation からラインアイテムを移行する際には、移行の完了後に、更新が必要な一部のインスタンスに一時的なプレースホルダー値が設定されます。
例えば、以下の画像は、LevelPlay 上の AdColony インスタンスの設定を示したものです。SDK キー に プレースホルダー値 が設定されていますが、これは、Unity Mediation ではラインアイテムの作成に同じ値が必要とされないためです。インスタンスを有効にするには、移行プロセス後にプレースホルダーの値を更新する必要があります。
以下のインスタンスには、移行の完了後に更新する必要がある プレースホルダー値 が含まれています。
- Applovin eCPM (non-bidding)
- Meta bidding
- Liftoff Monetize bidding
詳細については、ironSource Knowledge Center の 追加インスタンスの設定 (任意) を参照してください。
コードの移行
ノート: この移行ツールでは、ironSource SDK 7.2.3 から 7.3.0 がサポートされています。
Unity Mediation Advertisement with Mediation パッケージから Unity LevelPlay Ads Mediation パッケージに移行するには、以下の手順を完了します。
Ads Mediation パッケージをインストールする
- Unity エディターでプロジェクトを開き、Window (ウィンドウ) > Package Manager (パッケージマネージャー) に移動します。
- Packages (パッケージ) > Unity Registry (Unity レジストリ) を選択します。
- パッケージのリストから Ads Mediation を選択し、最新の検証済みバージョンを選択します。
- Install (インストール) を選択します。
LevelPlay パッケージが自動的に展開されない場合は、プロジェクト内に既存のスクリプトエラーがある可能性があります。.unitypackage ファイルを手動で展開するには、Project (プロジェクト) ウィンドウで Packages > Ads Mediation > LevelPlay > Editor (エディター) > IronSource_IntegrationManager を選択します。
ノート: メッセージが表示された場合は、Mobile Dependency Resolver をインポートすることを推奨します。Unity を使用して作成したプロジェクトでは、プラットフォーム固有の依存関係を解決するための依存関係解決ツールが必要になります。
Advertisement with Mediation パッケージを削除する
- Unity エディターでプロジェクトを開き、Window (ウィンドウ) > Package Manager (パッケージマネージャー) に移動します。
- Packages (パッケージ) > In Project (プロジェクト内) を選択します。
- Advertisement with Mediation > Remove (削除) を選択します。
- Project (プロジェクト) ウィンドウで **Assets > Editor ** を選択します。
- 右クリックして MediationAdapterDependencies XML ファイルを削除します。
ノート: インストールされている場合は、Assets から Mobile Dependency Resolver を削除してください。
移行ツールをインポートする
- Unity Mediation to Unity LevelPlay SDK Migration Tool をダウンロードします。
- アーカイブファイルを展開します。
ノート: ファイルの展開にはファイル解凍ツールが必要な場合があります。
- Unity エディターで、アセットパッケージをインポートするプロジェクトを開きます。
- Assets > Import Package (パッケージをインポート) > Custom Package (カスタムパッケージ) を選択します。
- UnityMediationToUnityLevelPlaySDKMigrationTool.unitypackage > Open (開く) を選択します - 結果: Import Unity Package (Unity パッケージをインポート) ウィンドウに、インストールの準備ができている選択済みアイテムが表示されます。
- インポートしたくないアイテムを選択解除し、Import (インポート) を選択します。
ノート: 詳細については、ローカルアセットパッケージのインポート を参照してください。
**次のステップ: **詳細については、ironSource Knowledge Center の Unity Mediation から Unity LevelPlay への移行 に関する記事を参照してください。
SDK を初期化する
重要: Unity.Services.Core の依存関係が見つからないというエラーが発生した場合は、そのアセンブリへのすべての参照と、UnityServices.InitalizeAsync()
を削除してください。このエラーは、Unity Mediation が、そのコアサービスパッケージを使用している唯一のパッケージであったことを示しています。
UnityServices.InitalizeAsync()
を見つけます。- LevelPlay の初期化
IronSource.Agent.init(appKey)
を追加します。
これで、アプリケーションをテスト目的で実行し、必要に応じて変更できるようになります。
コードを移行する
- Unity コンソールの古い警告メッセージをガイドとして使用し、Unity Mediation のインテグレーションコードを適切な LevelPlay API 呼び出しに置き換えます。
- プロジェクトから、移行ツールのフォルダー UnityMediationToUnityLevelPlaySDKMigrationTool.unitypackage を削除します。
Unity LevelPlay の詳細については、ironSource Knowledge Center の Unity LevelPlay ドキュメント を参照してください。