AppLovin MAX で Unity Ads のアプリ内入札を開始する

ノート: AppLovin MAX での Unity Ads のアプリ内入札の現行のバージョンはベータ版です。機能とドキュメントは、現在のリリースと次のリリースとで異なる場合があります。

AppLovin MAX メディエーションを使用して Unity のアプリ内入札の使用を開始するには、以下の手順を実行して、AppLovin MAX ダッシュボードと Unity Ads Monetization ダッシュボードを接続してください。

  1. Monetization ダッシュボード に新しい広告ユニットを作成します。
  2. Monetization ダッシュボード にアプリケーションの入札プレースメントを設定します。
  3. AppLovin MAX ダッシュボード に広告ユニットを作成します。
  4. Monetization ダッシュボードから入札プレースメントを AppLovin MAX ダッシュボード にマップします。

前提条件

AppLovin MAX を Unity Ads の入札パートナーとして使用するには、まず以下の前提条件を実行していることを確認してください。

  1. 最新バージョンの Unity Ads SDK をインストールする。
  2. MAX Mediation SDK と Unity Ads アダプターをインストールする。
  3. Monetization ダッシュボードでプロジェクトのメディエーションパートナーとして AppLovin MAX を設定する

互換性のある SDK とアダプターの最小バージョン

パフォーマンスを最大限高めるうえで推奨されるベストプラクティスは、すべてのパブリッシャーで最新の Unity Ads SDK を使用することです。

すべてのプラットフォーム開発者が MAX でアプリ内入札を使用するのに必要な互換性のある SDK とアダプターの最小バージョンは以下の通りです。

  • Unity Ads SDK のバージョン: 4.9.2+
  • MAX Unity Ads アダプター: 4.9.2.1+
    • インタースティシャル広告やリワード広告を使用する場合: 4.6.0.0+
    • バナー広告や MREC 広告を使用する場合: 4.9.2.1+

Unity Ads SDK をインストールする

AppLovin MAX メディエーションを実装するには、まず最新バージョンの Unity Ads SDK をインストールして初期化し、アプリケーション用にコードベースを設定する必要があります。

Unity Ads SDK を使用して特定の開発者プラットフォームに合わせて異なる広告タイプをインストール、初期化、実装する方法については、Android 開発者iOS 開発者Unity 開発者 向けの Unity Ads インテグレーションガイドを参照してください。

MAX Mediation SDK と Unity Ads アダプターをインストールする

Unity Ads ネットワークでのアプリ内入札に MAX をメディエーターとして使用するには、MAX Mediation SDK をダウンロードし、アプリケーションに Unity Ads アダプターを統合する必要があります。これを行う方法は、アプリケーションで使用する開発者プラットフォームと、インテグレーションプロセスに必要とするカスタマイズレベルやコントロールレベルによって変わります。

詳細については、AppLovin の AndroidiOSUnity 向けにメディエーションネットワークを準備するための開発者ガイドを参照してください。

Monetization ダッシュボードでメディエーションパートナーとして AppLovin MAX を設定する

Monetization ダッシュボードでプロジェクトの MAX メディエーションを有効にするには、Monetization ダッシュボードで以下の手順に従って、AppLovin MAX をメディエーションパートナーとして設定してください。

現在のプロジェクトの場合:

  1. プロジェクトに移動し、Settings (設定) に移動します。
  2. Mediation Partner (メディエーションパートナー) セクションを編集し、メディエーションパートナーとして AppLovin MAX を選択します。
  3. Save (保存) をクリックします。

新しいプロジェクトの場合:

  1. 新しいプロジェクトを作成してから、必要な情報を入力して設定を完了し、Monetization ダッシュボードにアクセスします。
  2. ナビゲーションメニューから Enable Ads (広告を有効化) をクリックします。
  3. メディエーションソリューションとして I plan to use mediation (メディエーションを使用する) を選択してから、メディエーションパートナーとして AppLovin MAX を選択します。
  4. Next (次へ) をクリックし、プロジェクト情報、プレースメントの設定、ストア ID の設定を完了してから、Add Project (プロジェクトを追加) をクリックします。

Monetization ダッシュボードに新しい広告ユニットを作成する

Unity Ads SDK で MAX メディエーションを使用するアプリ内入札を使用する最初のステップは、Monetization ダッシュボードで新しい広告ユニットを作成することです。これを使用して、マップされた入札プレースメントを作成する必要があります。

ノート: Unity Ads ネットワークは、入札またはウォーターフォールのいずれか一方に対してのみ設定可能で、両方を同時には設定できません。入札とウォーターフォールの両方のプレースメントが作成された場合、広告フィルのリクエストに関しては、デフォルトでウォーターフォールプレースメントよりも入札プレースメントが優先されます。

以下の手順に従って、Monetization ダッシュボード で新しい広告ユニットを作成します。

  1. MAX メディエーションを使用して入札を設定するプロジェクトに移動します。

  2. ナビゲーションメニューから Settings (設定) に移動し、Mediation partner (メディエーションパートナー) セクションに移動します。

  3. Mediation Partner (メディエーションパートナー) を編集し、メディエーターとして AppLovin MAX を選択してから、Save (保存) を選択します。

  4. ナビゲーションメニューから Ad Units (広告ユニット) に移動し、Add Ad Unit (広告ユニットを追加) を選択します。

  5. 広告ユニット名を入力し、プラットフォームと広告フォーマットを選択して、広告ユニットを作成します。Create (作成) を選択し、広告ユニットの一覧に新しい広告ユニットを表示します。

    広告ユニット内の各広告フォーマットに作成できる広告プレースメントは 1 つのみです。

Monetization ダッシュボードに入札プレースメントを設定する

新しい広告ユニットを作成した後は、Monetization ダッシュボードに入札プレースメントを設定できます。これらの新しいプレースメントを AppLovin MAX ダッシュボードにマップします。

アプリ内入札を設定するには、新しい入札プレースメントを作成する必要があります。ウォーターフォールプレースメントをアプリ内入札に再利用することはできません。Monetization ダッシュボードから入札プレースメント ID を生成する必要があるためです。正常に接続するには、この ID を AppLovin MAX のダッシュボードの入札プレースメントフィールドに入力します。

新しい広告ユニットに新しい入札プレースメントを設定するには、Monetization ダッシュボードで以下を実行します。

  1. Placements (プレースメント) に移動し、先ほど作成した新しい広告ユニットを見つけます。Add Placement (プレースメントを追加) を選択し、この広告ユニットのプレースメントを作成します。

  2. プレースメントの種類として Bidding (入札) を選択します。

  3. プレースメント名を入力し、Add Placement (プレースメントを追加) を選択してプレースメントを作成します。

    ノート: プレースメント ID は、プレースメントに最初に付けた名前に基づいて生成されます。プレースメント名は作成後に変更できますが、プレースメント ID の名前は変更できません。そのため、プレースメントを作成する際には、名前を慎重に選ぶようにしてください。

  4. Placements Management (プレースメント管理) ページから、先ほど作成した新しい入札プレースメントを探し、それに関連付けられているプレースメント ID をコピーします。この ID は以降の設定ステップで必要になります。

    重要: Unity の入札プレースメント ID は、MAX ダッシュボードの AppLovin の入札プレースメントにマップするのに必要です。

    プレースメント ID

AppLovin MAX ダッシュボードに新しい広告ユニットを作成する

MAX メディエーションを使用して Unity Ads のアプリ内入札を使用する次のステップは、新しい広告ユニットを設定することです。これを Monetization ダッシュボードの入札プレースメントにマップする必要があります。

ノート: 正しく接続するには、AppLovin MAX ダッシュボードに入力する入札プレースメント ID が、Unity Ads Monetization ダッシュボードに作成した入札プレースメント ID と一致している必要があります。

AppLovin MAX ダッシュボードに新しい広告ユニットを作成する手順については、AppLovin のドキュメントの 広告ユニットの作成 の記事を参照してください。

Monetization ダッシュボードから入札プレースメントを AppLovin MAX ダッシュボードにマップする

AppLovin を使用して Unity Ads のアプリ内入札の使用を開始するための最後のステップは、MAX ダッシュボードと Monetization ダッシュボード間で入札プレースメントをマップすることです。この最後のステップを実行するには、Monetization ダッシュボードの入札プレースメント ID が必要です。

Monetization ダッシュボードから MAX ダッシュボードに入札プレースメントをマップする方法の手順については、AppLovin のドキュメントの Unity Ads インテグレーションガイド を参照してください。

プレースメント ID フィールド

重要: プレースメント同士を接続するには、Monetization ダッシュボードの入札プレースメント ID を MAX ダッシュボードの入札 Placement ID (プレースメント ID) フィールドに入力する必要があります。必ず Unity の入札プレースメント ID を入力してください。ウォーターフォールプレースメント ID を入力すると、設定が失敗します。