# Audio Mixer ウィンドウの詳細

> Use the Mixers and Hierarchy panels to build groups and chain mixers.

## Mixers パネル##mixers-panel

Mixers パネルには、プロジェクト内のすべてのオーディオミキサーのリストが表示されます。Mixers パネルでオーディオミキサーを選択すると、簡単に切り替えることができます。このパネルから、1 つのオーディオミキサーを別のオーディオミキサーの AudioGroup にルーティングすることもできます。

パネルの右上にある **+** を選択して、プロジェクトに新しいオーディオミキサーを作成します。


**Frame:**
![](/api/media?file=/engine/6000.0/media/images/AudioMixerCreate.png)

### オーディオミキサーの他のオーディオミキサーへのルーティング##route-audio-mixers-into-other-audio-mixers

Unity では、1 つのシーン内で複数のオーディオミキサーを同時に使用することができます。デフォルトでは、それぞれのオーディオミキサーから出力されたオーディオ信号は直接 AudioListener に送られます。

特定のオーディオミキサーからのオーディオ出力を別のオーディオミキサーの AudioGroup にルーティングされるようにすることができます。これにより、ゲームのランタイムにおける柔軟で動的なルーティング階層が実現されます。

以下のいずれかの方法で、オーディオミキサーを別の AudioGroup にルーティングできます。

* エディターの Mixers パネルからルーティングします。
* ランタイムに [AudioMixer API](/engine/6000.0/script-reference/unity-engine-audio/audio-mixer.md) を使用して動的にルーティングします。

エディター内でオーディオミキサーの出力を変更するには、以下を行います。

1. Mixers パネル内でオーディオミキサーを選択します。
2. オーディオミキサーを別のオーディオミキサーの上にドラッグします。
3. 表示されるダイアログで、ルーティング先のオーディオミキサーの AudioGroup を選択します。
4. パネルにオーディオミキサーの親子関係が表示されます。また、オーディオミキサーの名前の横にターゲット AudioGroup も表示されます。


**Frame:**
![](/api/media?file=/engine/6000.0/media/images/AudioMixerRouting.png)

## Hierarchy パネル##hierarchy-panel

Hierarchy ビューでは、オーディオミキサーのサウンドカテゴリとミキシング構造を定義します。AudioSource が接続して再生できる独自のカスタムカテゴリを定義できます。


**Frame:**
![](/api/media?file=/engine/6000.0/media/images/AudioMixerHierarchyPanel.png)

### Hierarchy 内での AudioGroup の追加と設定##add-and-configure-audiogroups-within-the-hierarchy

AudioGroup の Hierarchy パネル内でオーディオミキサーのトポロジーを追加および変更できます。

階層に新しい AudioGroup を追加するには、以下のいずれかを実行します。

* 既存の AudioGroup (オーディオミキサー内に少なくとも 1 つはあるはずです) を右クリックし、**Add child group** または **Add sibling group** を選択します。
* 子を追加する AudioGroup を選択し、パネルの右上にある **+** を選択します。これで、オーディオミキサー内の選択されたグループの下に、新しいグループが追加されます。

オーディオミキサーのトポロジーを変更するには、以下を行います。

1. パネルで AudioGroup を選択します。
2. 別の AudioGroup の上にドラッグします。

これにより、選択された AudioGroup の上にあるターゲット AudioGroup が親になります。

AudioGroup (その子を含む) を削除するには、以下のいずれかを実行します。

* 削除するグループを選択し、Delete キーを押します。
* 削除するグループを右クリックし、**Remove Group (and children)** を選択します。

AudioGroup を複製して兄弟にするには、以下を行います。

1. 複製する AudioGroup を右クリックします。
2. **Duplicate Group (and children)** を選択します。

これにより、該当グループとその子グループが、その中のエフェクトも含めてそっくりコピーされます。

AudioGroup の名前を変更するには、以下を行います。

1. グループを右クリックします。
2. **Rename** を選択します。

## AudioGroup ビュー##audiogroup-view


**Frame:**
![](/api/media?file=/engine/6000.0/media/images/AudioMixerAudioGroupView.png)

AudioGroup ビューは、オーディオミキサー内の AudioGroup をフラットに並べた表示です。グループが横方向に並べられています。現在のビュー選択によって、AudioGroup ビューに表示されるグループが決まります。

ビュー内で各 AudioGroup は縦長の長方形 (“ストリップ”) で表示されます。こういったストリップのレイアウトおよびルックアンドフィールは Digital Audio Workstation などのオーディオ編集パッケージによくあるものです。このレイアウトは、音楽や映像制作の背景を持つオーディオエンジニアの Unity への移行を容易にし、オーディオハードウェアの統合をサポートします。

ストリップはタイトルバーと、その AudioGroup を通した現在のオーディオレベルを表す縦長の VU メーターで構成されます。VU メーターの横には音量セレクターがあり、VU メーターと同じスケールで AudioGroup の減衰を入力できます。このスケールは dB レベルで表されます。

VU メーターの下には、以下の機能を持った 3 つのボタンが配置されています。

* **Solo** - ミックス全体を聴くか、あるいはソロに設定されている AudioGroup の子グループで再生される AudioSource だけを聴くかを切り替えるトグルです。
* **Mute** - その時点での AudioGroup を可聴ミックスに入れるか、あるいはグローバルミックス中で聴こえないように除外するかを切り替えるトグルです。
* **Bypass** - AudioGroup のすべてのエフェクトをバイパスまたは有効にするトグルです。

AudioGroup には AudioGroup 内の DSP エフェクトユニットと減衰ユニットのリストも表示されています。減衰は、AudioGroup の中の Effect ユニットのチェーン内のどこにでも適用でき、音量調整を適用する部分を具体的に自分で選んで決めることができます。これはノンリニアのエフェクトや Send および Receive ユニットの場合に役立ちます。

各エフェクトユニットスロットには、適用されているエフェクトユニットの名前が表示されます。エフェクトの左側の丸印は、個々のエフェクトを有効にするかバイパスするかを切り替えるトグルです。エフェクトを右クリックして **Allow Wet Mixing** を選択すると、画面下部の色付きのバーがアクティブになります。この色付きのバーは、エフェクトを通過するウェット信号の量を示します。

エフェクトの順序を調整するには、エフェクトを AudioGroup の上下にドラッグします。エフェクトを AudioGroup 間でドラッグして、別の AudioGroup に移動することもできます。

新しいエフェクトユニットを追加するには、既存のエフェクトを右クリックしてその前後に追加するか、ストリップの下部にある **Add..** を選択します。

## Snapshot パネル##snapshot-panel

Snapshot パネルでは、オーディオミキサー内でいくつもの Snapshot を作成したり、相互に切り替えたり、調整したりすることができます。Snapshot は常に少なくとも 1 つは有効になっています。オーディオミキサーに編集を加えると、その時点で Snapshot パネル上で選択されている Snapshot に対して編集が加えられることになります。

Snapshot パネル上で記録された Snapshot は、オーディオミキサーのサブアセットとしても表示されます。これにより、エディターの他の場所から Snapshot にアクセスしたり、スクリプト内でアクセスしたりすることが可能になります。


**Frame:**
![](/api/media?file=/engine/6000.0/media/images/AudioMixerSnapshotPanel1.png)


**Frame:**
![](/api/media?file=/engine/6000.0/media/images/AudioMixerSnapshotPanel2.png)

Start Snapshot を定義することもできます。Start Snapshot は、Snapshot リスト上で右側にスターアイコンが表示されます。Start Snapshot は、オーディオミキサーがロードされるときに初期化される Snapshot です。例えば、シーンの開始時などです。

新しい Snapshot を作成するには、以下を行います。

1. パネルの右上にある **+** を選択します。
2. 新しい Snapshot の名前を入力します。

別の Start Snapshot を定義するには、以下を行います。

1. Snapshot を右クリックします。
2. **Set as Start Snapshot** を選択します。

## Views パネル##views-panel

Views パネルでは、オーディオミキサーに表示される AudioGroup の組み合わせを設定することができます。すべての階層が表示されている状態以外に、必要な部分だけをオーディオミキサーに表示することができるのです。ビューはワークフローの最適化のみを目的としており、ランタイムの設定やパフォーマンスには影響しません。

Snapshot パネル同様、Views パネルでも常にどれか 1 つビューが選択されており、それが AudioGroup ビューで表示されています。デフォルトではすべての AudioGroup が表示された状態になっています。Hierarchy パネルの目玉アイコンは、ビューに含まれるものを制御します。

新しいビューをビューのリストに追加するには、以下を行います。

1. Views パネルの右上にある **+** を選択します。
2. 新しいビューの名前を入力します。

現在のビューを別のビューに切り替えるには、View パネル内のビューリストから希望のビューを選択してください。

ビューを削除するには、以下を行います。

1. 削除するビューを右クリックします。
2. **Delete** を選択します。

ビューを現在のすべてのビュー設定と共に複製するには、以下を行います。

1. 複製するビューを右クリックします。
2. **Duplicate** を選択します。

### AudioGroup の目玉アイコン##the-eye-icon-of-an-audiogroup

Hierarchy パネル上の各 AudioGroup の左上に、小さな目のマークのアイコンがあります。この目玉アイコンには以下の 2 つの役割があります。

* 目玉アイコンを選択すると、現在選択されているビューにおける、その AudioGroup の表示/非表示を切り替えられます。
* 目玉アイコンを右クリックすると、その AudioGroup にタグ付けする色を選べます。**No Colour** 以外の色を選択すると、目玉アイコンの左側に小さなカラータグが作成されると共に、AudioGroup ビュー内でもその AudioGroup の名前の下にカラータグが作成されます。この色表示は、オーディオミキサー上で、異なるコンセプトや AudioGroup のコレクションを視覚的に分類します。
