iOS 用 Unity Ads SDK のインストール

Unity Ads は、UnityAds 用の CocoaPods を使用してインストールすることも、手動でインストールすることもできます。

CocoaPods

UnityAds 用の CocoaPods を使用するには、以下の手順に従います。

  1. プロジェクトの Podfile に以下の行を追加します。

    pod 'UnityAds'

  2. 以下のコマンドを実行します。

    pod install

手動インストール

Unity Ads を手動でインストールするには、以下の手順に従います。

ノート: このインテグレーション方法では、ビルド設定で Framework Search Paths (フレームワーク検索パス) プロパティと Header Search Paths (ヘッダー検索パス) プロパティを設定する必要があります。

  1. 希望の SDK リリースの Assets セクションから、Unity Ads フレームワーク をダウンロードします。最適なサポートを利用できるように、最新の SDK をダウンロードすることを推奨します。
  2. Unity Ads フレームワークをワークスペースにドラッグアンドドロップします。

重要: iOS 14 以降を実行しているユーザーをターゲットとするプロジェクトでは、情報プロパティリストファイル (Info.plist) に Unity Ads のネットワーク ID を実装する必要があります。

Swift

SDK バージョン 4.4.0 以降では、Unity Ads は Swift プログラミング言語を使用して最適化されています。

  • プロジェクトで Swift をすでに使用している場合、それ以上のアクションは不要です。
  • プロジェクトで Swift を使用していない場合は、Xcode で File (ファイル) > New (新規) > Swift file (Swift ファイル) を選択して、プロジェクトに空の Swift ファイルを追加します。

ノート: プロジェクトが 12.4 より前の iOS バージョンをターゲットにしている場合は、Xcode で、アプリのターゲットの Build Settings (ビルド設定) にある Always embed Swift standard libraries (Swift 標準ライブラリを常に組み込む) 設定を YES に設定する必要があります。

Swift の相互運用性エラーのトラブルシューティング

Unity Ads SDK のインストール中に発生する可能性のある、Swift の相互運用性に関する一般的な問題の詳細を以下に示します。

  • Xcode で多数の Undefined symbol_swift_FORCE_LOAD$_ エラーが発生する。

    • これを修正するには、Xcode で File (ファイル) > New (新規) > Swift file (Swift ファイル) を選択して、プロジェクトに空の Swift ファイルを追加します。
  • アプリが、起動後に dyld: Library not loaded: @rpath/libswiftCore.dylib エラーでクラッシュする。

    • これを修正するには、Xcode で、アプリのターゲットの Build Settings (ビルド設定) にある Always embed Swift standard libraries (Swift 標準ライブラリを常に組み込む) を YES に設定する必要があります。

次のステップ

インテグレーションを継続するために、iOS での SDK の初期化 に関するドキュメントを参照します。